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仏壇やすらぎ工房

仏壇の廃棄、仏壇の処分方法。買い替えや引っ越しなどに伴い、古い仏壇を処分しなければならないこともあります。  しかし、仏壇はご先祖や本尊を祀るものであるため、古い家具などを処分するときと同じように処分するわけにはいきません。  ここでは仏壇の処分方法について詳しく解説していきます。  仏壇処分特集 目次 仏壇の処分が必要になる事情 仏壇の処分方法を選択するポイント 仏壇廃棄処分・引き取りの依頼先 仏壇処分の流れ 仏壇処分を依頼する時の注意点 仏壇の処分が必要になる事情 仏壇を処分するときというのはどんな事情があるときなのかみていきましょう。  後ろめたいと感じたりできれば避けたいと思う人も多いですが、仕方のない事情を抱えている人もいます。  引越しなどによる住居環境の変化 引っ越しを機に仏壇を処分するケースはよく見られます。例えば、引っ越し先の住居に仏壇を置けるようなスペースが確保できないような場合です。  介護施設に入るのを機に仏壇を処分するケースも最近では増えています。通常、介護施設には仏壇は持ち込めません。   同居家族増加によるスペース不足 2世帯同居などで同居家族が増えるときにも、仏壇の処分を検討することがあります。  2世帯同居を始めるにあたって、これまで仏壇だけを置いていた部屋を居住スペースにするケースも多いでしょう。  仏壇が2つになるために、片方を処分するケースもよく見られます。  遺品整理 最近では遺品整理をするときに仏壇も処分するケースが増えています。離れて住んでいた両親が亡くなった場合など、仏壇をどうするか迷うでしょう。  仏壇をそのまま実家に置いておくのであれば、定期的に手入れをしなければなりません。  住んでいる地域が遠いと、お盆や正月くらいしか実家に帰省する機会はないため、思い切って仏壇を処分する人もいます。   承継者がいない 承継者がいない場合にも、仏壇を処分せざるを得ないでしょう。  仏壇は長男が承継するのが一般的です。子が女性だけで婿取りであれば長女が承継します。  次男や次女でも、誰かしら承継する人がいれば問題ありません。  しかし子のいない家庭や、子が全員嫁いでいて誰も承継できないような場合もあります。  仏壇の処分方法を選択するポイント 仏壇の処分方法はいくつかありますが、人によって最適な処分方法は異なります。処分方法を選択する上でのポイントは主に仏壇に対する考え方と費用です。  仏壇に対する考え方 仏壇はタンスや本棚などの家具とは別だという認識を持っている人は多いでしょう。  ご先祖や本尊を祀り、毎日線香を上げて拝んでいた人なら、家具と同列には扱いにくいです。  仏壇を特別なものと捉えているのであれば、ご先祖に対して申し訳ないという気持ちを少しでも和らげられる方法を選ぶのがいいでしょう。  ただし、きちんとした処分方法ほど費用がかかります。  費用面 仏壇を処分するのには費用がかかります。  仏壇に対する思い入れがほとんどない人であれば、費用重視で仏壇の処分方法を選ぶのがいいでしょう。  ただし、費用面を重視するほど、仏壇を粗末なものとして扱うような処分方法になります。  費用重視で処分方法を選ぶとご先祖に対して後ろめたい気持ちになってしまうかも知れません。  仏壇の供養とは 仏壇を処分する前の段階で供養としてやっておくべきことがあります。  閉眼供養・魂抜き・お性根抜き・御霊抜きの意味 閉眼供養というのは、仏壇からご先祖の魂を抜くことで、魂抜きやお性根抜き、御霊(みたま)抜きと呼ばれることもあります。  仏壇は新しく購入したときに、開眼供養を行いご先祖の魂を宿らせています。仏壇が通常の家具と違うのは、ご先祖の魂が宿っているためです。  魂が宿った状態で処分するのは、気が引ける人もいるかもしれません。  魂が宿った状態の仏壇を処分すれば、ご先祖の魂も一緒に処分することになってしまいます。  そのため、仏壇を処分する際には、必ず閉眼供養をしておきましょう。  閉眼供養を済ませてご先祖の魂が抜ければ、仏壇は通常の家具と変わりません。  仏壇供養の依頼先 仏壇の閉眼供養では僧侶が読経を行います。そのため、菩提寺に依頼するのが確実な方法です。  菩提寺というのは自分の家のお墓を置いているお寺のことを指します。菩提寺が遠い場合などには、同じ宗派のお寺なら問題ないでしょう。お付き合いのあるお寺がない場合には、仏壇仏具店に相談してみるのもひとつの方法です。  閉眼供養は儀式の一種であるため、行うときにはあまり派手な服装は避けましょう。  葬式や法事のときのように喪服を着る必要はありませんが、なるべく地味で黒っぽい服を着るのが望ましいです。  仏壇廃棄処分・引き取りの依頼先 仏壇を処分したい場合の引き取り依頼先は主に菩提寺と仏壇仏具店、仏壇処分専門の業者、自治体の4つです。  それぞれの特徴を押さえた上で依頼先を選びましょう。  菩提寺 閉眼供養とあわせて仏壇の引き取りについても相談してみましょう。  菩提寺に引き取ってもらえれば、住職のこともよく知っているので安心して依頼できるでしょう。引き取り先を探さなくて済みます。  引き取ってもらった後の仏壇は焚き上げ処分することが多いです。菩提寺以外のお寺に関しては、仏壇の引き取りをしてくれるところもありますが、檀家以外は断っているところもあります。  また、引き取ってもらう場合には、お布施という名目の費用がかかります。  お布施は引き取ってもらったり焚き上げ処分をしてもらったりすることに対する料金ではなく、金額もはっきりとは決まっていません。依頼する側が任意に決めることになります。  仏壇の大きさなどにもよりますが、目安としては5万円前後ではないでしょうか。ただ、お寺との関係などにもよりますので、迷ったときには、相談してみることをおすすめします。また、仏壇をお寺まで運ぶ費用は別途必要になります。  仏壇仏具店 仏壇を販売している店舗では古くなった仏壇の引き取りも実施しています。ただし、料金がかかります。  お寺に納めるお布施と異なり、処分費用としての料金であるため決められた金額です。  1万円から3万円くらいのところが多いようです。  菩提寺が遠い場合や、費用を節約したいものの、ある程度きちんとした方法で処分したい場合に仏壇仏具店に相談するのがいいでしょう。  仏壇仏具店で引き取ってもらった仏壇は、合同供養として焚き上げを行うのが一般的です。  仏壇の引越しや処分の専門業者 仏壇の処分を専門に行っている業者もあります。引っ越し業者や不用品引き取り業者でも仏壇を引き取りの対象にしているケースは意外とあるようです。  仏壇処分の専門業者なら、古くなった仏壇を宅配便で送って処分してもらえます。宅配業者のスタッフが運び込んでくれるので、手間はあまりかかりません。  仏具などを取り外しておくだけ済みます。  引っ越し業者や不用品引き取り業者の場合には、供養までは行っていないことも多いため、依頼前に閉眼供養をしておきましょう。  仏壇処分の専門業者に依頼する場合でも、閉眼供養について念のために確認しておくとよいでしょう。  自治体 仏壇は自治体でゴミとして処分することも可能です。ゴミの分類は自治体によって異なります。  タンスや食器棚のような大型の家具と同じような粗大ゴミの扱いにしている自治体が多いです。  ほかの処分方法と比べると費用面では格段に安く済みます。  粗大ゴミの場合には、数千円で処分できる場合もあります。また、パーツごとに細かく分解した上で処分すれば、通常の燃えるゴミとして捨てることもできます。  その場合の費用はかかりません。  しかし、仏壇やご先祖に対して何かしら思い入れがある人は、なかなかできない処分方法です。近所の人の目に付くこともあるので、あまりおすすめできる方法ではありません。  また、閉眼供養は必ず行っておきましょう。  仏壇処分特集 仏壇処分の流れ 仏壇処分を業者に依頼する場合のおおまかな流れは以下のようになります。  供養 最初に閉眼供養を行って、ご先祖の魂を仏壇から抜いておきます。閉眼供養を済ませることで、通常の棚とほぼ同じになります。  採寸 仏壇の大きさを測っておきましょう。高さと横幅と奥行きをメジャーで採寸し、メモしておきます。  見積り 依頼予定の仏壇仏具店や仏壇の処分をお願いしたい業者に見積りを取ってもらいます。この際に仏壇のサイズを伝えます。  見積り金額に納得がいけば契約を済ませましょう。そして引き取り予定日を決めます。  梱包 依頼した後は引き取り日までに仏壇を梱包しておきましょう。  業者が引き取りに来たときに、きちんと梱包してくれるので、簡素な梱包で問題ありません。  仏具はすべて取り外し、引き出しの中も空にしておきます。  引き取り 引き取りの際には、業者が自宅に来て運び出しの作業をしてくれます。仏壇のところに案内するだけで大丈夫です。  解体など 運び出した仏壇は解体されます。  仏壇には高価な素材が使われているため、リサイクルすることもあるようです。  仏壇処分を依頼する時の注意点 仏壇を処分する際に見落としがちな注意点を確認しておきましょう。  遺影の処分方法 仏壇の上に遺影を飾っている家庭は多いでしょう。  そのため、仏壇を処分する際には、遺影をどうするのかという問題も起こり得ます。  そもそも遺影は仏教の教えとは直接かかわりのないものです。お釈迦様が仏教を開いた時点では写真という技術はまだなく、写真が普及した後に遺影という風習が広まりました。  しかし、仏壇の上に置いて毎日拝んでいた以上、遺影にも仏壇と同じように、ご先祖の魂が宿っていると感じてしまうのも当然のことです。  仏壇の処分と併せて遺影も処分する場合には、仏壇と同じように閉眼供養をお願いしましょう。遺影からご先祖の魂を抜いて、ただの写真に戻します。  ただの写真であっても、ゴミとして捨てるには抵抗を感じてしまうため、仏壇と同じように焚き上げをするのが一般的のようです。  もちろん仏壇を処分した後に遺影だけ額縁に入れて飾っても問題ありません。  遺影は仏壇のように場所を取るものではありません。特に理由がなければあえて処分する必要はないでしょう。  仏壇の引き出しの中をチェック 仏壇の引き出しはあまり開け閉めする機会がありません。そのため、引き出しの中に何か入っていても、見落としがちです。  取り出すのを忘れて業者に引き渡してしまうこともあるかも知れません。  両親や祖父母との思い出の品を引き出しの中にしまっていることもあるため、仏壇を処分する時には忘れずにチェックしておきましょう。

【仏壇の廃棄】【仏壇の処分】【仏壇じまい】仏壇処分の費用相場と処分方法:魂・お性根抜きから廃棄処分までいくらかかるか? 社会の高齢化に伴い、面倒を見られなくなった先祖代々の仏壇を、やむなく手放さざるを得ない方が増えてきています。かつては、多くの家庭がお坊さんとの付き合いも深く、仏壇のご供養などについて、気安く相談できる環境がありました。ただ、寺院との関係もだんだんと希薄になっており、いざ仏壇処分をするに当たって、その方法や費用を誰に聞けばよいのかわからない方が多いのも現実です。なぜなら、仏壇処分はほとんどの方が初めての経験だからです。そのため、料金の相場などがわからないので、お坊さんにお願いするにしても、業者に依頼するにしてもとても不安があります。ただ心配する必要はありません。仏壇処分の方法や費用に関しては、「魂抜き・お性根抜きのお布施金額」「仏壇本体の廃棄処分費用」の2つの世間相場を把握しておけば、安心して仏壇処分を進めることができます。今回は、これら「仏壇ご供養処分にかかる費用の相場」について解説します。【仏壇処】魂抜き・お性根抜きの、お布施金額相場 仏壇を処分するにあたり、ほとんどの仏教の宗派ではまず「魂・お性根を抜く」という供養の儀式を、一般的には行います。この儀式を魂抜き(たましいぬき)や、お性根抜き(おしょうねぬき)、または閉眼供養(へいがんくよう)といいます。寺院・お坊さんにこの儀式はお願いします。【魂抜き・お性根抜きご供養中写真】魂抜き・お性根抜きには、仏壇の中に宿った先祖の魂を、天(浄土)に返してあげるという意味があります。魂・お性根を抜くことにより、お仏壇は「単なる入れ物・箱」になります。檀家寺のお坊さんとお付き合いがある場合は、魂抜き・お性根抜きを直接お願いして下さい。檀家とは、ひらたく言えばその寺院の登録会員・サポーターのようなものです。檀家さん以外には、お坊さんは法要をしません、一見さんお断り、という寺院も多いです。また、お坊さんとお付き合いがなく、魂抜き・お性根抜きをどこに頼めばよいかわからない場合は、「ご供養仕舞い専門業者」に依頼するか、「お坊さん手配・紹介サービス」などでお坊さんを探して下さい。  お坊さんに家に来ていただき、魂抜き・お性根抜きを行なってもらったあとは、お布施(おふせ)を支払います。お布施とは、葬儀やお盆などさまざまな仏事の際に、お坊さんに渡す謝礼のことをいいます。魂抜き・お性根抜きのお布施の相場は、10,000~50,000円くらいです。この範囲でできる限りのお気持ちを示せばよいということになります。「実際はいくらしたらいいか決められない」という方は、お布施30,000円プラスお車料(5,000円)=合計35,000円程度がおすすめです。もちろん、これは相場であって絶対ではありません。宗派によっても相場は上下します。お布施には定価がないので、本来はあなたが自由に決めてよいものです。【お布施をお坊さんに渡しているところ】すぐ近所からおいでいただく場合は、お車料も不要でしょう。経済的余裕がないなら5千円でも1万円でも問題ありません。ただし、事前にお坊さんに相談しておくことがやはり大切です。この場合、「他のみなさんは、お布施をどれくらいされていますか?」と聞くことがおすすめです。このような聞き方をすれば、お坊さんも答えやすいですし、後でトラブルになることも少ないでしょう。なお、「お坊さん手配・紹介サービス」や「お仏壇ご供養整理業者」では、お布施金額(魂抜き・お性根抜き費用)が明示されており、悩む必要はありませんので、それらを利用することも選択肢の一つです。「お坊さん紹介・派遣サービス」でのお布施相場は、35,000~50,000円(平均40,000円)程度です。また、「お仏壇ご供養整理業者」でのお布施相場は、15,000~35,000円(平均25,000円)程度です。●魂抜き・お性根抜きのお布施金額の相場まとめ 魂抜きを依頼する相手、お布施の相場金額、平均相場金額 檀家寺のお坊さん10,000~50,000円35,000円 お坊さん手配・紹介サービス35,000~50,000円40,000円 お仏壇ご供養整理業者15,000~35,000円25,000円 次に、お仏壇本体の廃棄処分費用です。仏壇本体の廃棄処分費用 魂抜き・お性根抜きの終わった仏壇を廃棄処分する方法は2つです。「自分で廃棄する方法」と、「業者に廃棄してもらう方法」です。それぞれで料金相場は変わります。自分で廃棄する場合の費用相場 1つ目の「自分で廃棄する方法」の場合、日本国内では法律上は一般廃棄物扱いとなります。すなわち、自分で粗大ごみとして自治体のゴミ回収に出す方法です。【仏壇を粗大ごみに出しているところ】各自治体により粗大ごみの費用はまちまちですが、無料~3,000円程度が多いです。ただし、仏壇を粗大ごみとして引き取ってくれない自治体もあります。その理由はさまざまです。そもそも仏壇をゴミに出すという概念が今までありませんでした。ゴミの回収に来る作業員の人達も、あまり気持ちのよいものではないでしょう。回収作業員の方の宗教上の信心問題もあるからです。またご近所の目も気になるところです。仏壇を粗大ごみに出しているところは、あまりご近所に見られたくありません。仏壇を粗大ごみとして出す方法は、料金は安くつきますが、デメリットも多いのが現実です。実際にお仏壇を粗大ごみとして引き取ってもらえるかどうかは、各自治体のゴミ処分担当部署に問い合わせてください。(市町村の環境課や生活環境課などが窓口です)業者に廃棄してもらう場合の費用相場 2つ目の「業者に廃棄してもらう方法」の費用相場です。「お仏壇ご供養整理業者」に依頼した場合の費用は、魂抜き・お性根抜きから仏壇回収~最終廃棄処分まですべて含め、仏壇の大きさにより20,000~70,000円程度です。自分で廃棄する場合に比べ料金は高くなりますが、魂抜き・お性根抜きや、仏壇内部・仏壇まわり(位牌、遺影、仏具など)の処理までしてもらえるので便利です。【業者が仏壇を搬出している写真】経済性と利便性、あなたがどちらを優先させるかによって、「自分で廃棄する方法」「業者に整理処分してもらう方法」のどちらかを選択して下さい。【 仏壇処分】仏壇処分にかかる合計費用の相場 以上、仏壇処分にかかる合計費用の相場を下表にまとました。(位牌・遺影などの供養~お焚きあげや、永代供養の費用は含みません)●仏壇処分にかかる合計費用の相場 仏壇処分方法。お布施相場【仏壇廃棄費用】合計費用相場 自分で行なう (供養は檀家寺のお坊さんに依頼)35,000円3,000円38,000円 自分で行なう(お坊さん手配・紹介サービス利用)40,000円3,000円43,000円 お仏壇ご供養整理業者を利用25,000円35,000円60,000円 「自分で処分したくない・近所に知られたくない・お坊さんが見つからない」という場合や、寺院とのしがらみがわずらわしい場合は、「お仏壇ご供養整理業者」にご依頼ください。魂・お性根抜きご供養から仏壇の回収処分まで一式を、誰にも知られずにやってもらえます。いずれの方法を選ぶにしても、事前に家族や親族と充分な話し合いをして、みなさん了承の上で進めることが大切です。通常、お仏壇屋さんなどにお仏壇のお預かりをお願いすると、1か月あたり〇万円と 費用をご請求されることがほとんどです。当然、場所も必要ですし、管理責任も発生しますので費用が発生するのはうなずけます。やすらぎ工房のお仏壇の無料お預かりサービスでは、その費用が一切無料な上、お預かり期間の制限が無く、大掛かりの工事で1年以上かかる場合でもすべて無料でお預かりいたします。お家の建て替え、リフォームなどでお仏壇を綺麗にしようとお考えの方は是非このサービスもご活用ください!ご依頼の流れ お問い合わせフォーム、又はお電話にてお問い合わせください。ちょっとしたご相談でも構いません。お気軽にご連絡ください。料金設定はウェブサイトにて 掲載しておりますが、ご説明を兼ねて、お仏壇を拝見しながら 約1時間ほどの打ち合わせを お願いいたします。ご依頼を頂けた際は 納品までのスケジュールをご案内します。その際に「お預かり」して作業をするか、「出張」で今お仏壇がある場所で 作業をするかを 決めていただきます。大きなお仏壇や、リフォーム・引越しなどで、一時お預かりが必要な場合など ※閉眼法要、開眼法要を していただく必要があります。大きな損傷や、経年劣化による 汚れなどが少ない場合など ※閉眼法要、開眼法要の 必要はありません。お仏壇の処分・洗濯・修理の費用 お仏壇の処分の費用はマチマチです。近所の不用品回収業者に依頼すれば数千円で済むかもしれません。ただ、お仏壇は普通の家具とは違うと考える方も大勢いると思います。そこで、昔ならの方法できちと供養してお仏壇を処分したい、という方のために 処分、洗濯の目安となる価格帯を記載ます。お仏壇の処分 ・引っ越しや、部屋の模様替え、生活スタイルの変化など様々な要因で、近年、今あるお仏壇やお位牌を処分する方や不要になる方も増えています。その際に、どこに依頼すればよいか迷われる方もきっと大勢いらっしゃると思います。不用品回収業者に依頼すれば、物としてのお仏壇はなくなりますが、あまり気持ちが良くない方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。ご先祖様をきちんと供養したうえで、処分する方法もございます。それは閉眼供養にあたる御霊抜き(魂抜き)、お焚きあげを行うことです。ご先祖様を粗末に扱いたくない方にはこのような方法をご検討されることをお奨め致します。御霊抜き(魂抜き)とは お仏壇、お位牌に宿ったご先祖様の魂を鎮めて抜き取る供養です。これは住職さんに読経を行ってもらいます。お位牌やお仏壇の面倒を見ることができず、供養整理をする人が増えてきています。お付き合いのある菩提寺があったり、親しいお坊さんが近くにいたりすれば相談もできますが、そういう関係にわずらわしさを感じる人も多いようです。このような場合、「位牌・遺影・過去帳や仏壇の魂・お性根抜きから整理処分」までを、一式行なってくれる専門業者があります。相談は無料ですので、わからないこと・不安なことを気軽に聞いてみてください。先祖代々のお位牌やお仏壇ですから、きちんとご供養整理をしたいものです。仏壇処分の方法と供養の仕方、お布施代や廃棄処分の費用相場 親が亡くなったり継承者がいなかったりなど、やむなく先祖代々の仏壇の面倒を見られなくなる人が増えてきています。ただ、こうした仏壇処分の方法や供養の仕方については、わからない人がほとんどです。なぜなら、普通の家具と違って、先祖代々守ってきた仏壇ですので、そのまま気軽にポイッとごみに出すわけにもいかないからです。ただ心配する必要はありません。仏壇の整理~ご供養処分は、仏壇から魂・お性根を抜く、位牌や遺影の整理をする 3.仏壇本体を廃棄処分する という3つの手順で解決できます。この方法さえ知っていれば、きちんとご先祖様の供養を済ませ、仏壇の整理・処分ができます。以下では、「仏壇処分の方法と供養の仕方」の手順について解説し、かかる費用相場(お布施代や廃棄処分代)についても見ていきます。【仏壇処分】仏壇処分の流れ。お坊さんに、仏壇から魂・お性根を抜いてもらう。なぜ魂抜き(たましいぬき)をするのか? 仏壇は初めに買った時にほとんどの宗派で、お坊さんによって魂入れ(たましいいれ)や、お性根入れ(おしょうねいれ)という仏教の儀式を行っています。この儀式を開眼供養(かいげんくよう)といいます。仏様やご先祖様の魂(霊)が、この魂入れ・お性根入れにより仏壇や位牌に宿ることにより、日々のご供養や感謝の対象になるのです。したがって、仏壇を処分するにあたり、まずは「魂・お性根を抜く」という儀式を行う必要があります。【魂抜きご供養の様子↓】 魂抜きは、お性根抜き(おしょうねぬき)とか閉眼供養(へいがんくよう)ともいいます。ご先祖様の魂が仏壇の中に宿ったまま処分してしまわないよう、魂抜き・お性根抜きには魂を天(浄土)に返してあげるという意味があります。魂を抜くことにより、仏壇・仏像・位牌・遺影などを、単なる入れ物にする儀式です。魂が入ったままで処分するのは誰でも心苦しく、ご先祖様に対して失礼に当たります。仏教にあまり信心のない方でも、ご先祖様への感謝をして、自身の心にけじめをつけると言う意味でも、魂抜き・お性根抜きはぜひ済ませておきたい儀式の一つです。浄土真宗にはこの魂入れや魂抜きという概念がありませんが、代わりに入仏・遷座供養という読経を行っています。お坊さんに魂抜きの法要を依頼する 法要とは、各種仏式行事(葬儀・四十九日や、お盆・〇〇回忌など)でお坊さんに読経などを行なってもらう儀式のことです。法要の一種である「魂抜き・お性根抜き」も、寺院・お坊さんに依頼します。お坊さんとお付き合いがあるとか、すでにどこかの寺院の檀家(だんか)さんである場合は、「事情で仏壇の面倒を見れなくなった」という旨を、直接お坊さんに説明し、魂抜き・お性根抜き(閉眼供養)をお願いしてください。檀家とは、ひらたく言えばその寺院の登録会員・サポーターのようなものです。「檀家さん以外には法要をしません、一見さんお断り」という寺院やお坊さんも多いのです。檀家離れが進んでいる最近では、寺院やお坊さんとお付き合いのない方も多くなってきました。そのような場合は、「仏壇整理処分の専門業者」に依頼するか、「お坊さん手配・紹介サイト」などで検索してお坊さんを探し、魂抜き法要を依頼してください。魂・お性根抜きの費用相場 魂・お性根抜きなど閉眼供養にかかる費用とは、つまりお坊さんにお渡しするお布施代のことです。一般にこうした供養に対するお布施の相場は1~5万円程度です。宗派や寺院などによっても差はありますが、いくら渡せばわからないときは、直接お坊さんに聞くのがベストです。たいていは「お気持ちでいくらでも結構です」という返事が帰ってきますので、「他の方はどれくらいされていますか?」と聞くのがお坊さんも答えやすいでしょう。参考までに、「仏壇整理処分の専門業者」や、「お坊さん手配・紹介サイト」などでは、平均35,000円~45,000程度がお布施の相場金額です。お坊さんに魂抜き・お性根抜き法要を行なってもらったあとは、次の手順に移ります。仏壇処分の流れその2:位牌や遺影・仏具の整理~仕舞いをする、位牌・遺影・仏具などについての整理~仕舞いの方法 お坊さんに魂抜き・お性根抜きをしてもらったら、仏壇を廃棄処分する前に、その中身や付属品についてどう整理するかを決めなくてはなりません。なぜなら、特に位牌や遺影などは、魂を抜いたあとでも多くの方にとって、心情的にはそのままゴミとして捨てにくい類のものだからです。仏壇の中やまわりには、通常次のようなものがあります。・位牌 ・遺影 ・本尊(仏像、脇侍軸(掛け軸))・一般的な仏具(おりん、花立、線香立て、ろうそく立て、木魚などなど)・過去帳、経本、写経本、数珠、・経机 ・消耗品(線香やろうそくなど)【仏像、掛け軸、過去帳、仏具など↓】【いろいろな位牌↓】多くの人は、上記の仏壇まわりのすべてを、仏壇と同時に廃棄処分されます。ただし仏壇はなくなっても、位牌や遺影のみを「ご供養の対象物としてそのまま持ち続ける人」もいます。ご先祖様や故人を引き続き自宅などで供養していきたい場合、その対象である位牌や遺影は魂抜き・お性根抜きをせず、そのままお持ちください。また思い出の品として保管のみされる場合は、魂を抜いておかれることをオススメします。  さらに、位牌を永代供養に出すという選択肢もあります。永代供養とは、寺院や霊園などに依頼して位牌を預け、自分が亡き後も代わりにご先祖様の位牌の供養を継続して行なってもらえるシステムです。すべてを廃棄処分される場合は、位牌・遺影・木製の仏像・脇侍軸(掛け軸)などはお焚きあげをしておきたいところです。お焚きあげとは、魂を天(浄土)へ返すという気持ちを込めて焼却処分をすることをいいます。自宅の庭や迷惑がかからない場所で自ら焼却されてもよいですし、「仏壇整理処分の専門業者」に依頼するとお焚き上げ(焼却処分)をやってもらえます。【お焚き上げの様子】その他の仏具などは、ゴミとして出されても問題ありません。ただし、金属製のものは資源ごみなので、きちんと分別してください。ロウソク・線香などの消耗品については、今後使用される場合はとっておかれると便利です。廃棄処分前に、仏壇の中身を再チェック 仏壇本体を廃棄処分する前に、ぜひチェックしておきたいことがあります。それは、仏壇の中に隠された引き出しなどを再確認することです。一度、仏壇の中の引き出しをすべて開けてみましょう。見落とされがちなのは、隠し引き出しがある仏壇です。下の写真のように一見引き出しに見えないように作ってあっても、実際にはその奥に引き出しがあります。まれに鍵付きの引き出しもあります。昔の人は大事なものをこの隠し引き出しに入れていたようです。この中に、現金・通帳・宝石・証書類・へその緒などがよく入っていることがあります。【隠し引き出し↓】たまに現金数十万円が入った封筒や、ダイヤの指輪などが見つかることもあります。ぜひ確認してください。また天板が外れる場合は、この天板の中に重要な書類などを隠しておられる場合もあります。「権利証」や「契約書」が見つからないという方は、一度天板を開けてください。※ただし、高い確率でゴキブリの死骸や卵、フンなどがありますので注意!【天板を開けたところ↓】位牌・遺影・仏像などのお焚き上げ費用 一般に、位牌や遺影写真・ご本尊仏像や掛け軸・過去帳などは、ゴミとして捨てるには抵抗があります。したがって、これらについては焼却処分するのがよいでしょう。いわゆる「お焚き上げ」というものです。もし、自分の家の庭などで焼却できる環境があれば、ご自身で行えば、費用はかかりません。また、魂・お性根抜きを依頼した寺院で、お焚き上げしてもらえる場合もありますので、たずねてください。「仏壇整理処分の専門業者」に依頼した場合、お焚き上げ(焼却処分)の費用は1点5,000円程度です。魂・お性根抜き供養の状況確認ができるかできないか、などの条件により費用は変わります。あなたの希望に沿った条件の業者を選定してください。以上、仏壇の中をすべてチェックして、大事なものがなければ、最後に仏壇本体の廃棄処分をします。仏壇処分の流れ!仏壇本体を廃棄処分する。仏壇廃棄処分の3つの方法 仏壇本体を廃棄処分する方法には、大きく以下の3つの方法があります。お坊さんに持って帰ってもらう、または寺院に持ち込む。自治体の粗大ごみに出す。仏壇整理・処分の専門業者に依頼する。それぞれ見ていきましょう。【仏壇廃棄処分方法】お坊さんに持って帰ってもらう、または寺院に持ち込む 魂抜き・お性根抜きを依頼したお坊さんが、そのまま仏壇を持ち帰って処分して頂ける場合があります。特に小さな仏壇の場合はそうしたケースも結構あります。この場合、あなたは何もする必要はありません。また、一部のお寺では、仏壇を持ち込めば、魂抜きご供養と廃棄処分を同時にやってもらえるところもあります。持ち込む手間はありますが、比較的安価な費用ですみます。お近くの寺院におたずねください。  ▶方法その1の費用相場は? ・魂抜き・お性根抜きを依頼したお坊さんに仏壇を持ち帰ってもらう場合:通常はお布施代に2~3万円をプラスします。寺院に持ち込む場合:仏壇の大きさにより2~4万円程度です。(個別供養代込み)仏壇廃棄処分方法その2:自治体の粗大ゴミに出す 自分で仏壇本体を廃棄処分する場合は、日本国内では法律上、一般廃棄物(すなわちゴミ扱い)となります。魂・お性根抜き供養が済んでいることが前提ですが、粗大ごみとして自治体に出すことがまず考えられます。ただ、仏壇を粗大ごみとして引き取ってくれない市町村もあります。その理由はさまざまです。そもそも仏壇をゴミに出すという概念が今までありませんでした。また、ゴミの回収に来る作業員も、信心・宗教上の理由から、抵抗がある場合もあります。またご近所の目も気になるところです。【粗大ゴミ置き場に仏壇は出しにくい?】【粗大ごみで出された仏壇】実際に仏壇を粗大ごみとして引き取ってもらえるかどうかは、各自治体のゴミ処分担当部署に問い合わせてください。(市町村の環境課とか生活環境課とかの窓口です)自治体のゴミ回収には、定期回収日に、指定のゴミ置き場に回収 ・臨時ゴミとして、自宅まで回収 ・焼却場へ自分で持ち込み  などの方法がありますので、ご自身で可能な方法を選んでください。なお、直接、産廃業者に依頼するという方法もあります。いずれも、魂・お性根抜き供養が済んでいることが必要です。(できれば、魂・お性根抜きが終わったら、供養完了証明書をもらっておけば安心です)費用相場は?自治体の粗大ごみに出す場合:無料~数千円(住んでいる自治体により変わります)産廃業者に出す場合:1~2万円(魂・お性根抜き供養をしていないと引き取ってくれません)仏壇廃棄処分方法その3:仏壇整理・処分の専門業者に依頼する 「仏壇を、自分で処分できない・したくない・近所に知られたくない・お坊さんが見つからない」という場合は、「仏壇整理・処分の専門業者」に依頼する方法があります。この場合、魂抜き・お性根抜きからお仏壇の回収処分、まで一式を行ってもらえます。必要に応じ、供養完了証明書の発行や、個別に供養している状況写真・動画による確認も可能です。回収だけして供養も何もせず、そのまま廃棄してしまう業者も中にはいますので、注意が必要です。費用相場は?仏壇整理・処分の専門業者に依頼するパターン別に、供養済みの仏壇を回収して処分してもらう:1~3万円。回収後~合同供養をして処分してもらう:2~4万円。回収後~個別供養をして処分してもらう:3~5万円。個別供養の状況を写真・動画で確認できる:4~7万円 仏壇処分まとめ 以上、「仏壇処分の方法と供養の仕方、お布施代や廃棄処分の費用相場」について解説しました。檀家さんの場合で、信頼できるお坊さんや寺院がある場合は、まずそちらに相談するのが良いでしょう。ただ、近年では檀家を離れたいという人も増えてきています。お布施の強要など、寺院との関係がわずらわしいという理由が一番です。そうした場合は、専門業者に相談するのも一つの方法です。  先祖代々守ってきたお仏壇ですから、親族や家族ともよく話し合い理解を得た上で、仏壇整理をすることが大切です。仏壇ご供養処分の費用相場  位牌や仏壇の供養〜整理処分でお困りではありませんか? お位牌やお仏壇の面倒を見ることができず、供養整理をする人が増えてきています。お付き合いのある菩提寺があったり、親しいお坊さんが近くにいたりすれば相談もできますが、そういう関係にわずらわしさを感じる人も多いようです。このような場合、「位牌・遺影・過去帳や仏壇の魂・お性根抜きから整理処分」までを、一式行なってくれる専門業者があります。相談は無料ですので、わからないこと・不安なことを気軽に聞いてみてください。先祖代々のお位牌やお仏壇ですから、きちんとご供養整理をしたいものです。位牌・遺影・仏壇などの魂・お性根抜き供養~整理処分をするなら昨今の住宅・家庭事情から、仏壇を置くスペースの確保や、仏壇を継承していくことが難しく、処分を検討される方が増えて います。様々な理由で仏壇を処分しなければならない場合に、処分の方法が分からない方も多いのではないでしょうか?仏具とは、おりんや香炉、花立てなど仏壇の中や周辺にある道具を指します。この記事では、仏具を処分する際に知っておきたい情報をご紹介します。例えば、仏具の中に含まれるものや、処分する際に特別に供養が必要なのかどうか、処分にはどのようなやり方があるのか、自分で処分する場合や仏壇展などに依頼する方法についても詳しくご説明します。  メモリアル仏壇 目次 仏具の処分が必要な時 仏具の中に含まれるもの 仏具は特に供養は必要なし 仏具の処分方法 まとめ 仏具の処分が必要な時 祖父母や両親が毎日手を合わせて故人を供養していた大切な仏壇を処分しなければならない場合があります。例えば、遺品整理を行う場合、実家を整理している時など、仏壇を置く場所がない場合は処分するよりほかはありません。また、より小さなスペースの部屋へ引越しをする際も同様です。老朽化や破損などによって、新しい仏壇に買い替える必要性がある場合もあります。代々伝わってきた仏壇でも、承継者がいない場合には処分することになります。   この時、仏壇と一緒に仏具も処分することになります。もちろん新しい仏壇に買い替える場合には、古い仏具をそのまま使用することもありますが、デザインに合わせて、仏具も買い替えるという方も多いようです。  仏壇の処分方法  仏具の中に含まれるもの 仏壇の中や周辺の中にあるものの中で、仏具に含まれる代表的なものは、香炉、ろうそく立て、花立ての3つです。これらを合わせて三具足(香炉とろうそく立て一対、花立て一対(合計、5つ)の場合は五具足)といいます。 このほか、おりん、木魚、経典、数珠なども仏具です。これらのものは、取り替えることができる一般的なものとして扱われ、自分で処分することができます。   一方、取替ができない仏像、位牌、遺影、掛け軸などは、通常の仏具としては扱われないことが多いです。この場合、処分する前に魂抜きを行うのが一般的です。  仏具の選び方  こころあ堂 仏具は特に供養は必要なし 仏壇や仏像、位牌、遺影、掛け軸などは、購入の際の開眼供養(魂入れ、お性根入れということもあります)によって仏様が中に宿るといわれています。これらを処分する際は、そのまま捨てるのではなく、供養が必要となります。具体的には、お坊さんにお願いして閉眼法要を行い、魂抜きや、お性根抜きをしてもらいます。お布施の額はお寺によって異なるので、菩提寺に確認してください。  魂入れ(開眼法要・お性根入れ)とは  これに対して、仏具には中に仏様が宿っているという考えはなく、処分の際にも特別な閉眼供養は必要ありません。とは言え大切な仏壇と一緒に使っていたものなので、気持ちの上でそのまま処分することがはばかられるようであれば、仏壇の仏像などを供養する際に一緒にしてもらうことも可能です。  魂抜きとは – 仏壇・お墓・位牌・人形など  仏具の処分方法 自分で処分する場合 自分で仏具を処分する際には、各市町村の分別ルールに従って廃棄処分します。 例えば線香やろうそく、経本は燃えるゴミとなります。他のものは燃えないゴミとなることが多いです。中でもおりんなどは、資源ごみとしてリサイクル可能な真鍮製のものもあるため、素材について確認してから処分してください。 処分方法について不明瞭な点があれば、各市町村のホームページで確認するか、直接問い合わせてみてください。 また、仏壇を処分するときにはすべての仏具を取り払って中を空の状態にして置く必要があります。 自分で処分する場合は、費用が安く済むというメリットがあります。一方、回収場所まで持ち込む必要があったり、回収の日時を自分で決めることができないなど、手間がかかるというデメリットもあります。  自分で処分したくない場合 自分の手で仏具を処分することに抵抗があったり、時間に余裕がないという方は、不用品回収の専門の業者や仏壇仏具店に依頼するのも選択肢の一つです。 仏壇や仏具の販売業者では、不要な仏具や仏壇を引き取ってくれるところもあります。業者によっては供養もサービスに含まれているところもあるので、検討してみるのもいいかもしれません。この場合は宗派などに特に制限がないのが一般的です。業者によっては、新しい仏壇の購入が回収条件となっていることもあるので、事前に確認してください。  また、場合によってはお寺などに引き取ってもらうこともあります。供養も行ってもらえますので菩提寺や、ご縁のあるお寺に相談してみましょう。  さらに、不要品回収業者に依頼する方法もあります。仏壇仏具店やお寺と違い、宗教的な品物を専門に扱っているわけではありません。仏具の取り扱い実績や、遺品整理などのサービス項目を見た上で、対応が誠実なところを選ぶのがポイントです。業者によっては、供養を行なっているところもあります。 不要品回収業者に処分を依頼するメリットは、分別の手間がかからず、回収の日時などを比較的自由に決めやすいことです。デメリットは、自分で処分する場合に比べて費用がかかること、依頼先に心当たりがない場合に業者を見つけ出す手間がかかることです。  まとめ 仏壇や仏具などを整理したいけれど、どのように処分すればよいかわからない、と悩んでいる方は多いようです。これまで大切にしていた仏具を処分するというは、仕方のないことであっても、抵抗があるのではないでしょうか。このような場合、まず菩提寺やお近くの仏壇仏具店に相談されてみてはどうでしょうか? また、当サイトでも、仏壇や仏具の処分に関するご相談を承っています。仏具の処分について相談をされたいという方や、見積もりが欲しいという方は、ぜひメールや電話でお気軽にご連絡ください。

 

仏壇の廃棄処分の費用について

 

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御依頼頂けるように致しました。

 

仏壇,仏像,仏具,位牌,寺,洗浄,修復,クリーニング,補修,掃除,移動,引越し,廃棄,処分,大阪府,京都府,奈良県,兵庫県,滋賀県,和歌山県,三重県。神棚の処分方法。神棚は、私たち日本人にとってある意味最も身近な宗教である神道の祭壇です。  多くの宗教には、ルールや戒律などが存在しますが、神道にはそう行ったルールや戒律は存在しません。何かの戒律に従うというよりは、自分の良心に従って周りの神々と共存するということが、神道の基本といえるかもしれません。そのため、神棚を処分するときの手順や方法にも明確なルールはありません。  今回は神様を祀る神棚を処分するとき、“自分の良心にしたがって”手順を踏むための方法をいくつかご紹介します。  メモリアル仏壇 目次 神棚を取り替えるタイミング 神棚の処分・買い替え時期の目安 神棚の処分方法と費用の相場 神棚の処分方法を選択するポイント 神棚処分の手順 専門業者に依頼する場合 神棚を取り替えるタイミング 神棚を取り替えるタイミングについて、お悩みの方も多いかもしれません。  前述したように神道にはルールが存在しないので、これも地域や神社の考えによってさまざまです。  自宅の引越しや建て替え、リフォーム 一般的な家庭で訪れる神棚の取り替えのタイミングは、自宅の引越しや建て替え、リフォームなどが考えられます。  新築や改築などで住居やお店を新しくした場合は神棚も新しくするのが望ましいとされています。  人間が住む家が新しくなった時は、神様のお住まいも新しくしたいものです。  式年遷宮に合わせたタイミングで そのほかにも、毎年お正月を迎える前に神棚を新しくしているという人もいれば、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて20年に一度を目安に新しくするという考えの人もいます。  神棚を取り替える時は、家の発展や事業の成功を祈って、前のものよりも一回り大きい神棚にする人も多いようです。  神棚の処分・買い替え時期の目安 神棚の処分や買い替えは、どのような時期に行われるのでしょうか。  汚れたり痛んだりしたら取り替える 神棚は無垢材で作られていることが多く、安置する場所が台所の場合は、仏壇に比べると痛んでしまうのが早いのが現状です。  伊勢神宮が、式年遷宮で新しくなるのは、「神様のいる場所は常に清浄でいなければいけない」という考え方からだとされています。  古いものを長く使うことが美徳とされる世の中ではありますが、もし神棚が痛んだり、汚れたりしてしまっていたら、処分や買い替えを考えてもいいかもしれません。  気分を一新したい時 また、悪いことが続いて気分が滅入ってしまったときなども、気分を一新するのに神棚を買い換えるのも良いでしょう。  まさに「困ったときは神頼み」という状況ですが、神棚を新調すると心が晴れやかになるので、良いことが起こるかもしれません。  神棚を処分することに抵抗があるという人も多いですが、きちんとした手順を踏んで神棚を処分し、買い換えるのは、神様を敬うために必要なことです。  神棚の買い替えの時期がよくわからないという場合には、神職の方に相談すると、交換するのに良い時期を教えてもらえる場合もあるそうです。  神棚の処分方法と費用の相場 神棚の処分には大きく分けて3つの方法があります。  その方法とは「祈祷する」「お札を神社にお返しする」「お焚き上げを行う」というものです。  神社で祈祷してもらう場合 神棚を神社に持参して、祈祷してもらうことで、神棚はただの箱となり、処分することが可能になります。  費用は各神社によって異なりますが、だいたい数千円くらいから。高いところでは数万円といわれています。神棚の大きさや、祈祷に立ち会うかどうか、個別に祈祷してもらうかどうかなどの祭事の規模によって金額が変わります。  お札を神社へお返しする場合 お札を返納して、神棚をお焚き上げするという方法です。  神社の古札返納所に返納して、年末年始や節分などに行われるお焚き上げに神棚を持参します。  一部の神社では、お札を納める時に費用がかかることもあるようですが、一般的には古札返納もお焚き上げも料金がかかることはほとんどありません。  ただし、神棚をお焚き上げする場合には、神職にきちんとお願いします。またお焚き上げできるものとできないものもありますので、合わせて確認するとよいでしょう。  お焚き上げをする場合 神社によっては、神棚は「特に何もせずに廃棄しても大丈夫」と言われることもあるようです。「神棚はゴミに出して、中のお飾りもそのまま捨てて構わないが、気になる場合はお焚き上げを」と言われることもあります。  ただし、神棚をゴミに出す場合でも、お札だけはきちんとお焚き上げをする必要があります。  前述したように、お焚き上げはほとんどの神社では無料で行うことができますし、ゴミ処分で粗大ゴミの料金が必要となったとしても、それは数百円のことです。  ただし、自治体によっては、神棚は回収できないとしているところもあるので、ゴミとして処理する場合は自治体にきちんと確認をとるようにしましょう。  神棚の処分方法を選択するポイント 神棚を処分する方法を3通りご紹介しましたが、意外にも祈祷をしてもらう以外には、ほとんど料金が発生しません。  では、神棚の処分方法はどのように選べばいいのでしょうか。  神棚に対する考え方 神棚の処分方法として「祈祷」「お札返納」「お焚き上げ」という3通りの方法をご紹介しました。  どの方法で神棚を処分するか迷うかと思いますが、神棚に対する自分の考え方と合っている方法を選ぶのがいいでしょう。  「神棚をゴミに出すなんてタタリがあるかもしれない」と心配になる方や「神様は神棚の中に宿っている」と考えてらっしゃる方、また「今まで神様にはとてもお世話になったから、感謝の気持ちを何かで伝えたい」と思う方は祈祷する方法がいいでしょう。  また、「神様は信じているが、あまり形にこだわらない。神棚をどう処分しても信じる気持ちに代わりはない」という方は、そのまま廃棄してしまってもかまわないのかもしれません。  前述したように、神道の基本は「自分の良心に従って神様と共存する道を歩くこと」ですので、最終的には自分の納得の行く方法を選択することが最も大切です。  費用面 神棚の処分方法、費用面で選ぶのであれば祈祷が最もお金がかかります。  自身の現在の状況を考えて、お礼の気持ちを込めて処分するようにしましょう。  もし、祈祷をしたくてもできないという場合でも、お焚き上げだけであれば無料でできる神社もあります。  感謝の気持ちを込めてお掃除をしてからお焚き上げをしましょう。  こころあ堂 神棚処分の手順 それでは、実際の神棚の処分はどのように行われるのか、手順をご紹介して行きます。  祈祷する場合 神棚を処分するにあたり、祈祷が必要と考えている神社では、祈祷をお願いできます。  その場合、まずはお札を一旦外に出します。  お焚き上げをお願いするため、取り出したお札は和紙などに包んで保管します。  ホコリをかぶったまま神主さんに祈祷をしてもらうことがないように、今まで家族や事業を守っていただいた感謝の気持ちを込めて掃除をしましょう。  神職にお願いして、感謝の祈祷である「報賽(ほうさい。報祭)」を行っていただきます。  神棚を神社に持参する方法と、神職の方に自宅まで来ていただく方法があります。  神棚を持参するときには、大きな布などでくるみ、丁重に運びましょう。  その際、お札も一緒に持っていけばお焚き上げしてもらうことができます。  神社には社務所や祈祷受付所がありますので、事前に連絡した時間に持参するのが安心です。  祈祷の際に立ち会いたい場合は、その旨もお伝えしておきます。  祈祷が終わった後は、神棚は神社で廃棄処分してもらえるので安心です。  ただし、神具の中の鏡や金属類や、扉部分にガラスなどがついている場合はお焚き上げの前にはずす必要がある場合もあります。事前に神職と相談の上持参しましょう。  祈祷へのお礼として納めるお金を「玉串料」と呼びます。  神様への捧げ物としてお金を納めるため、熨斗(のし)袋を準備するのが礼儀です。  お札を返納する場合 お札を返納する場合も、神棚は一度しっかりとお掃除して感謝の気持ちをお伝えするのが大切です。  取り出したお札は、和紙などに包んで近所の神社の古札返納所に納めます。  古札返納所は、初詣の時期に特設される場合もあれば、神社の境内に常設されていることもありますので、事前に確認しておきましょう。  お札を返納した後は、神棚本体をお焚き上げします。  神社やお寺では、年末年始や節分の時期など年に数回お焚き上げを行っているので、そのときに持参すれば、大抵無料でお焚き上げをすることが可能です。  もしご自宅の周辺の環境が許すのであれば、庭などで焼却しても問題ないと言われています。その際はご近所の迷惑になることがないように気をつけましょう。  専門業者に依頼する場合 これまで、自分自身で神棚を処分する方法をご紹介して来ましたが、神棚を神社まで持っていけない、神棚が大きすぎて自分では処分できない、といった場合には不要品回収業者などの専門業者に依頼する方法もあります。  ただ回収するだけという業者から、処分する前に祈祷をしてくれるという業者までサービスはさまざまです。  複数の業者に見積りをもらって、きちんと責任をとって処分してくれそうな業者を探しましょう。  また、専門業者に依頼する際にも、お札は必ず取り出しましょう。ホコリなどを払い、清浄な状態で回収してもらうようにしたいものです。

 

仏壇処分,廃棄仏壇。日本には数多くの宗教的な習慣があります。お彼岸にお墓参りに行ったり、仏壇に手を合わせたり、お盆やお彼岸などのなじみのある物もありますが、知らないことも多いのではないでしょうか。  一周忌や三回忌、七回忌などの区切りの年に行う物もありますが、もっと短い周期で行うこともあります。命日とは別に「祥月命日」と呼ばれている日があるのをご存知でしょうか。ここでは、「祥月命日」の意味や行うべきことや知っておきたいマナーなど「祥月命日」について詳しくご紹介していきます。  メモリアル仏壇 目次 祥月命日にすること 祥月命日に行うべき供養とは? 知っておきたいお供えのマナーとは? お供物料の相場はどのくらい? お供えに適したお花とは? 祥月命日にすること 祥月命日は、「しょうつきめいにち」と読みます。あまり聞き慣れない言葉なので、中にははじめて聞くという方もいらっしゃるのではないでしょうか。   祥月命日というのは一周忌以降、故人が亡くなった月の命日です。 月命日は故人がお亡くなりになった日のみを指す命日です。  祥月命日とは? 「祥月」とは、故人が死去した一周忌以降の、お亡くなりになったその月のことを指します。  例えば、3月1日にお亡くなりになった人の場合の祥月は、3月ということになります。  名前の由来は諸説ありますが、中国ではご先祖様が亡くなって十三月目のお祭りを小祥忌と呼び、十五月目のお祭りを大祥忌と呼びます。そこからお亡くなりになった月を祥月と呼ぶようになったという説があります。 他にも、正忌月を略して祥月となったという説もあります。  「命日」とは、人が死亡した日お亡くなりになったその日を指します。忌日(きにち)とも言います。 祥月命日とは、故人がお亡くなりになったのと同じ月日のことを指します。3月1日にお亡くなりになった場合、毎年3月1日が祥月命日ということになります。  月命日との違いとは? では、よく耳にする「月命日」とは何を指すのでしょうか。  「月命日」は、故人がお亡くなりになった日のみを指す命日のことです。月命日は、命日のある月を除いた毎月あります。例えば、3月1日が命日だった場合には3月1日を除いた全ての月の1日に訪れるので、1年間で11回訪れます。  一方、祥月命日は亡くなった月日の両方が一致する日なので年に1回しかありません。月命日は祥月命日以外の毎月訪れるという違いがあります。   祥月命日に行うべき供養とは? 祥月命日に行う供養は、地域やその家族によって異なります。  お墓がお住まいの場所から遠い場所にあったり、家に仏壇が無いという方も少なくありません。また、忙しくて時間が取れないという方もいらっしゃるので、位牌や遺影に花や食べ物をお供えするだけでもいいでしょう。  ここでは、一般的とされている祥月命日の供養をご紹介していきます。   仏壇に、故人の好きだった食べ物やお花を供える、お墓参りに行くなど、供養の方法はさまざまです。 祥月命日に合わせて、法事・法要を営むこともあります。  祥月命日の供養 1年に1回訪れる祥月命日に行うべきこととは、どのようなことなのでしょうか?  故人が亡くなった月日と同じ月日である祥月命日には、故人を偲び供養を行います。  位牌のあるお仏壇に、故人の好きだった食べ物やお花をお供えしたり、お墓参りに行きお塔婆を立てたり、供養の方法はさまざまあります。  こころあ堂 塔婆を立てる 塔婆は、故人の成仏を願うという役割と、ご自身の近況報告のための手紙の役割も果たします。  もし、何らかの理由で法要に行けない場合には、お寺の住職に電話して「塔婆を立ててください」とお願いするのもよいでしょう。その際には、供養料を納めることを忘れないようにしましょう。  祥月命日などの命日から1年以上経過した後で行われる供養は、遺族のみで行われることが多いという特徴があります。  法要を営む 祥月命日には、法要を行うことがあります。  法要とは、お寺の住職を呼んでお経をあげてもらうことです。多くの場合、法要は、一周忌(故人が亡くなってから1年経った日)、三回忌(故人が亡くなって2年経った日)に行います。三回忌以降の法要は、三と七がつく祥月命日に行われます。つまり、七回忌、十三回忌、十七回忌・・・と続きます。  法要をかさねて五十回忌を迎えた場合には、それ以降の法要は五十年毎に行うとされていますが、現実的に五十年毎に行うのは難しいので、三十三回忌または五十回忌を迎えた後には、これ以上年忌を行わないという意味の「弔い上げ」を行う場合が多くなっています。  法事とは 祥月命日の三と七がつく際の回忌法要の際に会食を行う儀式を「法事」と言います。  子どもの頃、親御さんに連れられてお墓参りをした後に、日ごろあまり会ったことのない親せきと食事会をした経験があるという方も多いのではないでしょうか。  法事の際には、普段なかなか会えない親せきが集まって、故人を偲ぶ会話をしたり、近況を報告しあうことも故人の供養になります。  知っておきたいお供えのマナーとは? 仏壇にお供えしたり、お墓参りに行った際のお供えにもきちんとしたマナーがあります。 重さや大きさだけでなく、品物の選び方まで。押さえておきたいマナーです。  お供えとは? 「お供え」とは、神様・仏様への捧げ物と意味します。昔から、御仏前へのお供え物には、お花や食べ物、お線香などが用いられました。  ご仏前のお供え物は、地域によって風習が異なります。ご家族や親せき、遺族の方に確認すると良いでしょう。  お供え物の5つのマナー お供えマナー1.重さと大きさに注意する 御仏前にお供えする物は、重いものや大きすぎる物は遺族にご迷惑になる場合があります。重すぎると持ち帰る際に困ります。また、大きすぎるとお供えのスペースを取ってしまうので向いていません。 御仏前へお供えする物は「重くない物」「かさばらないもの」を選ぶと良いでしょう。  お供えマナー2.肉・魚・酒は避ける 魚・肉などは、殺生を連想させてしまうため、御仏前へのお供えには避けましょう。また、お酒はお神酒としてお供えする場合もありますが、遺族がお酒が飲めない場合もあります。遺族がお酒がお好きな場合は良いのですが、マナー1.でもお話しましたが、重いという意味でも避けた方が良いでしょう。  お供えマナー3.日持ちする物を選ぶ 御仏前へのお供え物は、遺族の方は一度に多くの物をいただくことになります。地域によっては、その場で参列者の方達に分けることもありますが、日持ちする物にすると良いでしょう。 分けることも考慮すると、小分けになっている物を選ぶとさらに良いでしょう。小分けに包装されている日持ちするお菓子を選ぶと便利です。 日持ちするものであれば、お供えがかぶってしまっても安心です。  お供えマナー4.お供えの包装 御仏前へのお供え物は、かならず包装するのがマナーです。表書きには「お供」または「粗供養」などとし、その下に自分の名前を記載しましょう。 お供え物にかける水引は、四十九日までの場合には白黒のもの、四十九日以降の場合には双銀結びきりのものを選びましょう。  お供えマナー5.表書き 御仏前へのお供え物を品物ではなく、現金を包む場合には、表書きが必要です。四十九日よりも前の場合には「御霊前」四十九日以降の場合には「御仏前」または「御供物料」として下さい。 ただし、宗教によって異なる場合があるので、注意が必要です。浄土真宗や他の真宗の場合「人は亡くなったらすぐに仏様になる」という考えがあります。そのため、「御霊前」は使用しませんので、四十九日よりも前の場合でも「御仏前」として下さい。 故人の宗教を予め確認し、失礼の無いようにしましょう。  お供物料の相場はどのくらい? お供えのマナーについて5つご紹介しました。 次に、気になるお供物料にいついてご紹介します。 お供物料の相場ですが、故人との関係や会食があるのかどうかによっても変わってきます。  一般的なお供物料を、故人との関係・会食がある場合・会食がない場合の3つに分けてまとめました。   故人や遺族とのつきあい、関係性によっても供物料の相場・目安は変わります。 供物料の包み方、渡し方にもマナーはあります。  供物料の相場・目安 故人との関係	会食あり	会食なし 故人と血縁関係がある場合	2万~5万円	1万~3万円 故人と親しい関係(血縁関係なし)の場合	3万円~	1~3万円 一般的な友人・知人の場合	1万~3万円	5千~1万円 スクロールできます 一般的な金額をご紹介しましたが、親せきの方や友人と相談して合わせるのも良いでしょ う。  供物料の包み方 お供物料を包む際に、気をつけなければならない重要なマナーがあります。それは、包むお札です。  弔事に包むお札は折り目がついている物にしましょう。新札を包むのはマナー違反なので、新札であった場合には、一度折って必ず折り目をつけてから使用するようにして下さい。  供物料の渡し方 お供物料は、不祝儀袋で包んでふくさに入れて持参しましょう。 水引の色ですが、地域によっても色が異なるため予めきちんと調べておくことが必要です。わからないことがあったら、不祝儀袋を購入した仏壇店や、お寺などに確認してみましょう。  また、渡し方としては、施主の前でふくさから取り出し、相手に不祝儀袋の正面が向くようにして両手で渡すのがマナーです。  お供えに適したお花とは? 仏前には、生花をお供えすることは故人への供養はもちろんですが、遺族の悲しみを和らげる効果もあると言われています。四十九日の法要が終わるまでは、鮮やかな色の花は飾ってはいけないとされているので、白い花をお供えします。   お供えの花として、最初に思いつくのは「菊」ではないでしょうか。菊は、お供えに最も適した花と言われています。菊の花は持ちがよく、邪気を払う力があるとかんがえられていました。仏教、キリスト京共に、白い菊をお供えすることがよくあります。菊の花言葉は「清浄」「高尚」です。花言葉からもお供えに向いていると言えるでしょう。  5月から9月の時期なら、トルコキキョウも良いでしょう。白と青を貴重にした種類があり、お供えに適しています。また、スターチスも白や青があり、お供えに適した花です。花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」で、こちらも、お供えに合っています。  キリスト教の場合、カーネーションをお供えする場合が多くあります。白や淡いグリーンが法事に向いている色です。 その他にも、最近では故人が好きだったお花でアレンジメントを作って持っていくのもよいでしょう。法事が終わり、お供えの生花を持って帰る際に持ち運びにも便利ですし、持ち帰った後も花瓶に生けなおすことなく、そのまま飾れるので喜ばれます。

作業の様子

 仏壇のリサイクルについて、仏壇のリサイクルとは、何らかの理由で不要になってしまった仏壇を処分する中で、ただ廃棄するのではなく、再利用をすることを言います。そのまま新しい持ち主のもとに届けられることもありますし、また一度解体して、一部分だけを再利用して別の仏壇に生まれ変わらせるという方法もあります。  ご先祖に手を合わせていた仏壇を処分することに抵抗を感じる方もいらっしゃいます。納得のいく方法で仏壇の処分・整理ができるように、さまざまなリサイクル方法や、リサイクルにおける注意点をご紹介します。  メモリアル仏壇 目次 仏壇をリサイクルする方法 仏壇をリサイクルに出した場合の価格相場 仏壇をリサイクルに出す前のマナー 仏壇をリサイクルに出す場合の注意点 使いなじんだ仏壇の部品を用いて新しい仏壇を造る まとめ 仏壇をリサイクルする方法 引っ越しにより部屋が狭くなり、仏壇の維持が難しくなってしまうことがあります。また、遺産として仏壇を引き継いだものの、自宅には置くスペースもなく処分を考えなければならないということもあります。このような場合、仏壇を納得のいくかたちで整理する方法として、仏壇のリサイクルという方法が挙げられます。   仏壇仏具店などに依頼 不要になってしまった仏壇は、仏壇仏具店などに処分を依頼することができます。  仏壇は、高額であればあるほど品質のよい材料が使われます。紫檀や黒檀などの高価な木材であれば180万円から350万円、さらに高級な仏壇には金箔や漆を使用されているものもあり、とても豪華に造られています。   そのため、かつては中古の仏壇であっても買い手はついたといいます。ただし、最近では中古の仏壇を購入したいという人は減少しているため、リサイクルのために引き取ってくれるという仏壇仏具店はほとんどないと考えてよいでしょう。     その中で、あえてリサイクルとして引き取っているところでは、この木材や金箔の再利用を目的として仏壇を引き取ってくれます。  漆は国産で何度も丁寧に重ね塗りされている物、金箔は純度が高く厚い物のほうが高値買い取りをしてもらえる可能性が高いといわれています。さらに仏壇の造りも重要とされ、仏壇を造る職人の腕によっても価格が変わります。  彫刻や蒔絵は職人技といわれ、その繊細な仕上がりの具合によって高い価格がつけられることもあります。しかし、繊細な職人技が施されているからこそ、木材を解体したり金箔を剥がす作業に高額なコストが発生してしまうこともあり、よほど高級な仏壇ではない限り買い取り価格に期待はできないかもしれません。     また、運搬から依頼をする場合は、人件費や運搬費として2万円~8万円かかることがあるため確認が必要です。新たに購入を検討している場合は、交渉次第で安くしてもらえる可能性もあります。  こころあ堂 リサイクルショップに持ち込む 場所によっては、仏壇の買い取りを行っているリサイクルショップがあります。しかし、中古の仏壇や仏具は買い手が少ないのが現状です。そのため、やはりリサイクルショップ側で解体をして、材料だけをリサイクルされることが多いようです。  オークションサイトに出品 仏壇仏具店やリサイクルショップに依頼する以外に、オークションサイトに出品する方法もあります。オークションを利用して仏壇や仏具を購入する人は、本来の用途として購入するのではなく、日本の美術品や工芸品として仏壇や仏具を求めている方が多いです。  日本の有名オークションサイトへ出品するほかに、海外のオークションサイトでの出品も可能です。価格にこだわりはなく、リサイクルができればいいと考えている方は、オークションサイトへ出品するという方法もあります。     意外に思われるかもしれませんが、海外には日本の仏壇を希望する方もいるようで、海外のオークションサイトでは中古仏壇の出品を時折見かけます。海外の方は、オブジェのような感覚で中古の仏壇を購入することがあるようです。使い込んだ仏壇は、お線香の香りがしみ込んでいて、そういった点も喜ばれているのでは?というお話を聞いたこともあります。  ただし、海外へ仏壇を送る場合、その輸送方法など難しい点もあります。  仏壇をリサイクルに出した場合の価格相場 どんなに高価な仏壇や仏具であっても、中古の仏壇や仏具に価格がつくことは難しいです。新品購入時に高額だった仏壇であっても、買い取り価格は数千円程度というケースが多いです。さらに、大きな仏壇となると運搬費用を考える必要があり、リサイクルの買取価格よりも運搬費用の方が高くなってしまう可能性があります。  仏壇をリサイクルに出す前のマナー 仏壇をリサイクルに出す際は、事前に魂抜きをすることがマナーとされています。魂抜きには、仏壇に込められた魂を抜くという意味合いが持たれています。  仏壇を閉める際に行う法要で、檀家となっているお寺に数万円から数十万円の離檀料を払い読経をしてもらい、魂抜きを行います。リサイクル業者に依頼することもできます。  >>仏壇の魂抜きについて、詳しくはこちら  仏壇をリサイクルに出す場合の注意点 仏壇をリサイクルに出す際には、注意したいことがあります。それは、「無料」をうたった買取業者との取引です。そもそも中古の仏壇や仏具の需要は少ないため、リサイクルを受け入れている業者は少ないです。受け入れに困ることを商売にして「無料」とうたい、実際は後になって高額な処分料を請求される、というケースもあります。  被害にあわないために、追加料金が発生しないかを事前に確認することをおすすめします。今はインターネットでも口コミを確認して業者の評判を調べることもできますので、どんな業者なのか実際の声を確認することも大切です。  >>仏壇の処分方法について、詳しくはこちら  使いなじんだ仏壇の部品を用いて新しい仏壇を造る 近年では、仏壇仏具店の新しい取り組みとして、古くなった仏壇、部屋になじまなくなって処分せざるを得ないような仏壇の部品を用いて、新しい仏壇に造り直すというサービスも登場しています。  彫刻や扉の裏の蒔絵などを上手に再利用して、サイズを小型に、全体的なデザインを新しい住居に合わせて造り直すので、持ち主にとっては、それまで慣れ親しんだ仏壇の良さをそのまま、新しい環境に移すことができます。     また、ごくまれにですが、職人が技を学ぶために仏壇を引き取ってくれるということもあります。昔の職人の技が惜しげもなく注ぎ込まれた仏壇は、たとえ商品として買い手はつかなかったとしても、仏壇職人の技を継承するための教材として、価値を発揮する場合もあるのです。  まとめ 仏壇や仏具などは、どのように処分すればよいか悩んでしまいます。仏壇のリサイクルはただ処分することとは異なりますので、きちんと依頼時に確認をするようにしましょう。さらに悪徳業者も少なからず存在するので、被害に遭わないように口コミや評判を確認しておくことも大切です。  仏壇のリサイクル・処分に関するお悩みやご質問がございましたら、電話もしくはメールにてお気軽にご連絡ください。 空き家の仏壇はどうする?空き家の仏壇とは、ご両親が亡くなり空き家となってしまった実家に仏壇だけが残ってしまうことです。仏壇を引き継ぐ方の自宅に持っていければよいのかもしれませんが、それが難しい場合もあるでしょう。なぜなら、従来の仏壇は大きく作られており、現代の住宅では置くスペースを確保することが難しいからです。このような理由から、実家の仏壇の対処法に悩んでいる方が多くいらっしゃるはずです。そのような場合は、小さめの仏壇を用意し位牌などを移すことをおすすめします。  メモリアル仏壇 目次 仏壇の役割は? 仏壇と住宅事情 親が亡くなったら実家の仏壇はどうする? 空き家に放置された仏壇の対処法 まとめ 仏壇の役割は? 一昔前には、どこの家庭にも仏壇が当たり前のようにありました。毎日手を合わせ、ご先祖様に色んなことを報告したり相談したりしたものです。しかし、現代は核家族化が進み仏壇のある住宅は少なくなってきています。近親者に亡くなった方もおらず、仏壇の必要性を感じないという方も多いかもしれません。しかし、そもそも仏壇の役割とはどういったものでしょうか。  仏壇には、家族の絆を深める役割があります。いろいろな社会情勢や問題がある中で、家族の絆を深めてくれる仏壇は現代の日本家庭にも必要なものであるといえます。  では、家族の絆を深めるとは具体的にどういうことなのでしょうか。忙しい現代社会において、家族全員が揃う機会は貴重になっています。そのような状況で、みんなが揃って仏壇にお参りする機会を作れば、同じ時間を家族で共有することができます。同じ時間に同じことをする機会が増えれば増えるほど、家族の絆も深まります。もし家族がバラバラに仏壇にお参りしたとしても、仏壇にお参りする習慣があれば、ご先祖様の存在を感じ、目上の人を敬う心が自然と育つはずです。  さらに、ご先祖様の存在があって自分たち家族が生きていることを実感する機会になるかもしれません。  仏壇と住宅事情 仏壇の役割は見直されてきていますが、現代の住宅の多くは仏壇を置く前提で作られていません。そのため、仏壇は欲しいけれど諦めているという方もいらっしゃるはずです。仏壇を置くスペースがないからと、机やタンスの上に位牌だけを置いているケースもあるようです。そのような方におすすめしたいのが上置型仏壇です。現代の住宅事情に合うように作られた仏壇で、家具などの上に置くことができます。種類も多く、数万円ほどの手頃なものから100万円以上する高価なものまであります。また、洋室に置いても馴染みますので、和室がない住宅への設置も検討できます。  仏壇を置く場所や方角に悩む方も多いと思いますが、厳密な決まりはありません。それぞれの住宅事情もありますので、清々しい気持ちでお参りができる場所であれば問題ありません。ただし、直射日光が当たる場所は仏壇が傷んでしまいますので避けた方が無難です。  こころあ堂 親が亡くなったら実家の仏壇はどうする? 新しい住宅には仏壇はあまり見かけませんが、実家には従来の大きな仏壇が置いてあるという方も多いのではないでしょうか。実家に帰るたびにお参りし、ご先祖様の存在を感じる機会になっているはずです。しかし実家に住まわれているのがご両親のみの場合、ご両親が亡くなってしまった後は空き家になってしまいます。その際に、仏壇の管理問題に直面してしまうケースがあります。実家にあった仏壇を、そのまま自宅に持っていければよいのですが、従来の仏壇は大きく、あまり現実的ではありません。また、古い仏壇の場合、移動することで痛めてしまう場合もあれいます。だからといってそのまま放置してしまうのも避けなければなりません。  もし可能であれば、先述した上置型仏壇のような小さい仏壇の購入を検討されてはいかがでしょうか。そうすれば位牌などを実家から持ってきて祀ることができます。ご先祖様も管理の行き届かない空き家より、よっぽど安心されるはずです。  空き家に放置された仏壇の対処法 自宅の仏壇に位牌などを移した場合もそれで対処が終わったわけではありません。  実家に残した古い仏壇を処分する必要があります。それもただ処分すれば済むわけではありません。長い間お世話になった仏壇には、ご先祖様の魂が宿っています。仏壇を処分する際には、魂抜きまたは御霊抜きの供養が必要です。   また、同時に新しく購入した仏壇も魂入れが必要になります。これらは、お坊さんに依頼することになりますので、信仰する宗派や近くのお寺に相談して手順などを確認されることをおすすめします。  魂抜きの供養が終われば仏壇は他のものと同様に処分することができます。できれば仏壇仏具店やお寺にお焚きあげを依頼します。ただ昨今はさまざまな理由からお焚きあげは行っていないところもあります。お焚きあげが難しいようであれば、ゴミに出しても構いません。ただ仏壇をゴミに出すのはやはり抵抗を感じる方が多いはずです。できる限り、引き取り先を探すことをおすすめします。  まとめ 仏壇は、家族やご先祖様との絆を感じられるかけがえないものです。だからこそ、もし実家が空き家になってしまった場合に、魂の宿った仏壇の対処には慎重になりたいものです。お世話になった仏壇に感謝し、魂抜きなど正しい対処法を行うことで、これらの問題は解決されます。今はコンパクトな仏壇もありますので、新しい仏壇の購入もぜひ検討してみてください。仏壇の処分や対処法などにお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。 お焚き上げ供養とは、昔から、大切にしていたもの、人の気持ちがこめられたものには、魂が宿るため粗末にしてはいけないと言われてきました。実際に遺品として残されたものを整理したり、また自分自身の終活をする過程でも、捨てるに捨てられずに困ってしまうものはたくさんあります。そんな時、お焚き上げ供養をすることで、気持ちの整理をつけて不要なものを処分することができます。  ここでは、お焚き上げについてご説明します。  メモリアル仏壇 目次 お焚き上げ供養とは お焚き上げをするべきものとは? 遺品とお焚き上げ お焚き上げをしてくれる場所 業者と寺社仏閣、どちらにお焚き上げを頼んだ方がよい? お焚き上げをしてくれる業者の選び方 お焚き上げ以外の処分方法。塩でお清め お焚き上げ供養とは お焚き上げとは、神仏にかかわるものや、思いがこもったものなどを、お寺や神社などで焼いて供養することです。  年末年始、神社やお寺に行くと、古札納め所が設置されているのを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。古いお守りやお札を納めると、お清めの火でお焚き上げをしてもらえます。古札納め所は、神社やお寺によっては、年末年始だけでなく、通年の間に設置されているところもあります。  お札だけでなく、昔愛用していたもの、遺品、さらに神棚や仏壇などを、浄火で供養して処分するのが、お焚き上げ供養です。  お焚き上げをするべきものとは? 思いがこもっていてそのまま捨てられないもの、魂が宿っているものなどは、お焚き上げで供養します。  例えば遺品として残されたものの、承継者がいないものであったり。また、仏壇仏具、神棚など手を合わせる対象となっていたもの。さらに人形など大切に扱っていたものを処分する際にも、お焚き上げをすることが多いようです。   仏壇仏具 仏壇や仏具を処分する際には、お焚き上げが必要とされています。  仏壇や仏具のお焚き上げをする前には、菩提寺などで閉眼供養(魂抜き・お性根抜き・御霊抜きとも言います)をしてもらいましょう。  閉眼法要をすることで、仏壇は手を合わせる対象から、普通のものになります。  お守り 学業成就や縁結び、安産のお守りなど。自分で買ったものだけでなく、家族や友人などからいただいたお守りは、処分に悩みます。お守りの有効期限は、一般的に1年とされています。1年以上経過したお守りは、お焚き上げすることをおすすめします。  年末年始に神社やお寺などで古札納め所を用意して、こうした古くなったお守りなども回収しています。  人形・ぬいぐるみ 子供のころに、大切にしていた人形やぬいぐるみは、使わないで置いておくとホコリが溜まったりダニが増えたりと不衛生ですし、量があると保管場所にも困ります。  その昔、人形は災厄を持ち主に代わって引き受けてくれるとも考えられていました。ごみとして捨ててしまうのは心苦しいという方は、お焚き上げをしましょう。  また、葬儀社などでは、人形供養祭などのイベントを定期的に開催しているところもあります。集まった人形を祭壇に飾り、僧侶に読経してもらった上で処分してくれます。  だるま だるまは、商売繁盛や選挙の必勝など縁起物です。役目を終えただるまは、礼を尽くして処分しましょう。  写真 携帯電話やデジカメなどのデータとして残っている写真は、簡単に消去することができますが、写真として残っているものは捨てづらいものです。  また、亡くなった家族などが大量のアルバムを残している場合など、きちんと管理がされていないとカビが生えることもあり、不衛生です。捨てられない写真は、お焚き上げ供養することをお勧めします。  お焚き上げの注意 中には、お焚き上げができないものもあるので、確認しましょう。  お焚き上げは、火で燃やして処分します。燃えないもの、ガラスや陶器、家電製品などはお焚き上げすることはできません。また、燃やすと有害物質が出るものや危険物もお焚き上げすることはできません。   遺品とお焚き上げ 故人の遺品のうち、故人の愛用品の中でも小さなものなどは、棺に入れ一緒に火葬することが多いです。また高価な品は相続遺産となり相続されたり、形見分けされたりします。  それ以外で残ったものは、そのまま廃棄するか、またはお焚き上げしてもらい処分することになります。  遺品の整理についてはいつまでにしなければならないといった決まりはありません。ただし、遺品があると部屋が片付かない、また家賃が必要となるといった理由などから、葬儀の後、なるべく早めに整理をしたいという方も多くいます。  四十九日や一周忌などの法要の時期に合わせて遺品を整理し、必要に応じてお焚き上げをするという方もいるようです。  お焚き上げをしてくれる場所 お焚き上げは寺院や神社などで行います。ただしいつ、どのように申し込めばいいのかわからないということもあるかもしれません。  お焚き上げの依頼先 お焚き上げをしてほしいけれど、どこに依頼をすればわからないという場合、まずは菩提寺などに聞いてみると良いでしょう。また、葬儀社や仏壇仏具店などにお焚き上げを受けてくれる寺院などを尋ねてみるのもひとつの方法です。  お焚き上げ専門の業者も多数あります。インターネットなどで情報を出しています。  このほか、遺品整理サービスを利用する方法もあります。すべての遺品をお焚き上げするわけではありませんが、必要に応じた供養をしてくれます。  >>遺品整理の相談、見積りは遺品整理なび  お焚き上げの流れ 次に、実際にお焚き上げをする際の流れを見てみましょう。  1.お焚き上げを依頼する際には、希望の品がお焚き上げしてもらえるかどうかを、仏壇の場合には菩提寺、そのほかのものはお寺や神社、業者に確認します。 その際に、見積りを取り、料金を確認します。ただし、お寺や神社の場合には、明確な料金の提示はない可能性があります。  2.見積りを確認し、申し込みをします。お焚き上げしたい品を直接または郵送などで、依頼先へ届けます。  3.お寺や神社、お焚き上げの専門業者は、届いた品物の供養をします。その後、焼却し浄化します。  業者と寺社仏閣、どちらにお焚き上げを頼んだ方がよい? お焚き上げを依頼するなら、お寺や神社に頼んだらよいのか?業者に頼んだら良いのかわからないという方もいるかもしれません。お寺や神社にお願いした場合、業者にお願いした場合のメリットとデメリットをあげて比較してみましょう。  お寺や神社にお願いする場合のメリット・デメリット メリット 寺院や神社にお焚き上げをお願いする場合の最大のメリットは、安心感ではないでしょうか。一般的には明確な費用の提示は無く、お布施としてお礼をお納めします。  デメリット 受け付けてくれる時期が、正月明けなどの限られた期間である場合が多いため、お焚き上げをお願いしたい時期に頼めるとは限りません。また、品物によっては受け付けてくれないこともあります。  こころあ堂 専門業者にお願いする場合のメリット・デメリット メリット 大きなメリットとして、お寺や神社で断られた品も受付してくれる場合が多いということです。また、対応してくれる時期も限られることなく、1年中受け付けしてくれます。  デメリット さまざまな業者があるため、信頼できる依頼先の選定が難しくなります。また依頼するものによっては、費用が高くなることもあります。事前に必ず見積りを依頼し、明確な料金を提示してもらいましょう。  お焚き上げをしてくれる業者の選び方 遺品整理を依頼する人が増えている中、関連してお焚き上げを行う業者も増えています。お焚き上げを専門にうたっているところもあれば、遺品を整理し必要に応じてお焚き上げも行うという場合もあります。また最近では、遺品整理士という資格も登場しました。  遺品整理士について 遺品整理士とは、遺品整理の手順や遺品整理に関わる法規制の知識を正しく身に付けた人です。  遺品整理士がいる業者に依頼することで、トラブルを回避して遺品整理を行うことができるでしょう。  遺品整理士に依頼できること 遺品整理の専門家であるため、さまざまな知識を身に付けています。  遺品整理士が行う主なこととして、遺品と遺産を区別する方法や、お焚き上げが必要な場合にはその業者との連絡、またその他の自治体との連絡なども行ってくれます。  遺品整理士は、故人の大切な遺品に敬意を持って取り扱ってくれるという点で、トラブルを防ぐことができます。  お焚き上げ以外の処分方法。塩でお清め 昔は、近くのお寺や神社でお焚き上げを行っていましたが、火の取扱いが難しくなったためお焚き上げができないところも増えてきました。  仏壇などのお焚き上げも、菩提寺にお願いできればよいのですが、最近ではなかなか難しくなっているのも実情です。  お寺や神社、専門業者でもお焚き上げの処分ができないものや、少量なのでわざわざお焚き上げするほどではない、でもごみとして出すのは気が引けるという場合、自宅でもできる方法が「塩でお清めする」という方法です。  また、思いがこもっているからといって、すべてお焚き上げにする必要はありません。気になる場合には、菩提寺などで供養をしてもらった上で、通常のごみとして処分するという方法もあります。 位牌の処分について、位牌とは、故人の戒名や法名、法号、そして死亡年月日などを記した札です。位牌には、亡くなった方の魂がとどまると考えられています。仏壇の中に安置することで、本尊とあわせて手を合わせる対象になります。位牌があるからこそ、亡くなった人を思い、冥福を祈り、供養が行えるのです。そのため、位牌はもし不要になった場合でも、普通のゴミと同じように処分してはいけないとされています。  メモリアル仏壇 目次 位牌を処分が必要な時 本位牌を処分する方法 位牌を処分する際の注意点 まとめ 位牌を処分が必要な時 位牌の処分が必要となる時とは、実際にはどのような時があるのでしょうか。  そこにはさまざまな事情が存在します。まずはそちらを、具体的な例を挙げながらご紹介します。   弔い上げ 故人が亡くなってからの命日に行われる年忌法要を、もうこれ以降は行わないと決めた最後の法要のことを弔い上げと言います。  弔い上げをいつの法要にするかはその人によりさまざまですが、一般的には33回忌や50回忌を弔い上げとすることが多いようです。  弔い上げが終わると、通常、故人の魂はご先祖様の位牌と合祀しますので、合祀にともないそれまで個別に祀っていた位牌は処分することになります。  遺品整理 故人の遺品整理をする際に、故人の家に位牌があり、残された親族に承継者がいらっしゃらない場合。この場合も位牌を処分することになります。  引っ越し 引っ越しにともない、引っ越しする先に仏壇を置く場所がないなどの理由で仏壇を処分することがあります。その場合、仏壇に置いてある位牌だけ引っ越し先に移すこともありますが、仏壇と一緒に処分することもあります。   位牌の作り替え 位牌が痛んだ、古くなった、汚れたなど、いろいろな理由で位牌を作り替えることがあります。その時にも、古い方の位牌を処分する必要があります。  また、白木位牌から本位牌に作り替える際も、白木位牌の処分が必要になります。  こころあ堂 本位牌を処分する方法 本位牌を処分する方法は大きく分けるとふたつあります。  ひとつは位牌をお焚き上げするという方法。もうひとつは、位牌をお寺などに預ける方法です。それぞれの方法を詳しくご紹介します。  位牌をお焚き上げするには 位牌を処分するひとつめの方法は、位牌をお焚き上げすることです。  位牌は通常、最初に魂入れや開眼供養と呼ばれる儀式を行い、故人の魂を位牌にとどめています。そのため、位牌処分するには、まず故人の魂を位牌から抜いてあげる必要があります。  この儀式を魂抜きや、お性根抜き、閉眼供養と呼びます。  これを行うことで故人の霊を天に返してあげることができるとされています。  魂抜きが終わった後の位牌は、普通の物と同じなので、お焚き上げで焼却ができるようになります。また、お焚き上げにも故人を天に返すという意味があるそうです。  魂抜きやお焚き上げは、もしお寺やお坊さんとのお付き合いがある場合は、そちらのお坊さんにお願いしてください。お願いできるお寺がない場合は、ご供養仕舞い専門業者へ依頼することができます。ただし、業者によって、魂抜きからお焚き上げ、合同法要など供養まで行ってもらえる場合と、業務として引き取り、お焚き上げのみを行っている場合もあります。     >>魂抜きとは  位牌をお寺に預けるには ふたつめの方法は、位牌をお寺に預ける方法で、家族に代わってお寺で供養してもらいます。ただし、それぞれのお寺によっても考え方は異なります。預かっていただけるかどうかは、菩提寺などに相談してみましょう。その際には、預けなければならない理由(自宅では供養ができない理由)もきちんと説明し、理解していただけるように伝える必要があります。  位牌を預けた場合、お寺によっても異なりますが、33年程で供養を終えて、お焚き上げをするということが多いようです。  それぞれの費用とメリット・デメリット では、お焚き上げにする場合と、お寺に永代供養を依頼する場合、それぞれどのくらいの費用がかかるのでしょうか。また、どちらの方法を選ぶのかで発生するメリット・デメリットについてもご紹介します。  魂抜きからお焚き上げまでする場合 すぐにお焚き上げをする方法を選ぶ場合、費用は1万円~数万円であることが多いです。  比較的リーズナブルであるため、経済的に余裕のない方はこちらの方法をとることが多いです。しかし、供養がそこで終わってしまうということに寂しさを感じる方もいらっしゃいます。親族の方ともしっかりと話し合い、後々のトラブルとならないように気を付けましょう。  永代供養する場合 お寺での永代供養を選ぶ場合、費用は各寺院によって、また供養のかたちによってさまざまです。  費用というよりはお布施として、気持ちでお渡しすることが多いのではっきりしたことは言えませんが、永代供養のお布施なども加味すると、業者に依頼してお焚き上げをしてもらうことと比べ、高額になる場合が多いようです。  ただし、最近では聞けばお布施の目安を伝えてくれる寺院もあります。供養にともなうわずらわしさも少なく、故人の供養もしっかりしてもらえているというメリット(安心感)があります。  今後も故人の供養をしてもらえるということで、親族の方とのトラブルにもなりにくいでしょう。  位牌を処分する際の注意点 位牌を処分する際は、まず親族をはじめ関係者にはきちんとその旨を伝えましょう。理解をいただいておくことで後々のトラブルを未然に防ぐことができます。  また、位牌は一般のものとは異なり供養の対象であることから、魂抜きなどの法要はきちんと行っておくことをおすすめします。はやり親族や菩提寺との間でのトラブルだけでなく、後から思い返して、後味の悪い思いになる可能性もあるからです。  まとめ 故人のためにも、また、不要なトラブルを避けるためにも、位牌の処分は正しく行いましょう。  今現在、位牌の処分を考えられていて、どこに相談すればいいのかわからない方や、どのくらいの費用がかかるのか詳しく知りたい、とりあえず見積もりだけでも欲しいという方、そもそも葬儀社をどこにするかお悩みの方などは、お気軽に一度お問い合わせください。 

 

 

仏壇の移動・引越し方法。仏壇はずっと同じ場所に置いている家庭がほとんどで、基本的に移動させないのが望ましいです。しかし、移動しなければならない事情もあるでしょう。  本尊やご先祖を祀ってある仏壇は、通常の家具とはその扱いはやや異なります。移動の際に気を付けなければならないこともあるため注意が必要です。  ここでは仏壇の移動・引越し方法について詳しく解説していきます。  メモリアル仏壇 目次 仏壇の移動が必要になる事情 仏壇の移動で供養が必要な場合 仏壇の移動で供養が不要な場合 仏壇の引越しの礼儀作法 仏壇引越しの移動手段の種類 仏壇の引越しを依頼する場合の費用 仏壇の引越し業者の選び方 仏壇の移動が必要になる事情 仏壇は長く使うものです。その分、何度かは移動させなければならない機会もあるかもしれません。どんなときに仏壇の移動が必要になるのか見ていきましょう。  家の引越し 現在住んでいる住宅に仏壇を置いていて、引越しをする場合には、仏壇も一緒に新居に運び込むことになります。  賃貸住宅に住んでいる人が新築で家を建てた場合や中古住宅を購入した場合などです。  また相続の際に実家の仏壇を承継するような場合にも、仏壇を移動します。  建て替え 実家などに仏壇を置いているケースでは、家を引っ越すことはあまりないでしょう。  しかし、家の建物が古くなってくると、建て替えをすることがあります。  古くなった家を一度壊してから新しく家を建設するため、工事期間中は家財道具をすべてほかの場所に移動させなければなりません。  当然のことながら、仏壇も移動させます。  住んでいる人も仮住まいを用意して一時的に引っ越すため、家財道具も仏壇も仮住まいに一時保管するケースが多いです。  新居が完成した後に引っ越すため仏壇も2回移動することになります。  また、仏壇専門の引越し業者なら、仏壇を預かってくれることもあります。  部屋のリフォーム 部屋をリフォームするときにも、仏壇を移動させなければならないことがあります。  リフォームする部屋が仏壇を置いている部屋なら、ほかの部屋に移動させるでしょう。  今後は移動した先の部屋にずっと置いておく予定なら、1回の移動で済みます。  リフォーム後の部屋に置いておくのであれば、2回移動させなければなりません。   片付けなど 部屋の片付けや大掃除をするときに、仏壇も少し移動させることがあります。  仏壇を動かしてみると、綿ぼこりなどのゴミが非常に多くたまっていることが多いです。  物を落として仏壇と壁の間に入って行ってしまったようなときにも、仏壇を動かす機会はあるかも知れません。  仏壇の移動で供養が必要な場合 仏壇を移動させる際に供養を行わなければならない場合があります。  では、どんな移動の仕方をするときに供養が必要なのか見ていきましょう。  こころあ堂 引越しする場合 仏壇を購入した際には、開眼法要(魂入れ)を行います。魂を入れることで、仏壇は一般的な物から、手を合わせる対象になると考えられています。  そのため、家の外に仏壇を出す場合には、今度は魂をいったん抜かなければなりません。  お寺の僧侶に依頼して閉眼供養(魂抜き・お性根抜き・御霊抜きとも言います)をしてもらいます。  家の外に出して移動させるときというのは、主に引越しをするときですが、新居に運び込んだ後には、改めて開眼法要を営み、魂入れを行います。  同じ敷地内にある別家屋(離れなど)への移動 敷地の広い家だと同一敷地内に離れを設けている場合もあります。  母屋に置いていて仏壇を離れに移動させることもありますが、この場合にも供養が必要です。  敷地や建物の所有者が同じであっても、いったん外に出ることになるため引越しに準じた扱いになります。同一敷地内であれば移動に時間があまりかかりません。  そのため、閉眼法要と開眼法要は1日で済ませるのが一般的です。  僧侶に2回来てもらうよりは、移動中は少し待っていていただき、一度に行った方が僧侶にとっても都合がいいでしょう。  法要の必要については、菩提寺やご家族の考え方によっても異なります。迷ったときには、お寺、または仏壇仏具店に相談してみましょう。  仏壇の移動で供養が不要な場合 仏壇を移動させても供養を行わなくて済む場合もあります。  では、どんな移動なら供養なしで済むのか見ていきましょう。  同じ家屋内での部屋間の移動 家の外には出さずに、同じ家の中で別の部屋に移動する場合には特に供養は必要ありません。1階から2階へ移動するときや、リビングから別の部屋に移動させるような場合です。  ただ、仏壇の取り扱いには十分に注意して行いましょう。  線香を上げて拝んだ上で、ご先祖に対して一言断ってから移動するのが丁寧です。移動後にもご先祖に移動が済んだ旨を報告しておきましょう。  また、位牌やご本尊様を運ぶ際には、白い布などで包むのが望ましいといわれています。  同じ部屋の中での配置変え 同じ部屋の中で仏壇を移動させるときにも、供養は必要ありません。  線香を上げて、ご先祖に一言断った上でそのまま移動させましょう。  位牌やご本尊様を動かすときにも、特に白い布で包まなくても問題ありません。  仏壇の引越しの礼儀作法 仏壇の移動はどんな日に行えばいいのか、どんな点に気を付けて運び出せばいいのか見ていきましょう。  日柄は大安がよい? 特別なことを行うときには六曜を気にする人が多いでしょう。六曜というのはカレンダーに書いてある大安や仏滅、友引などのことです。  本来、仏教の教えとは関係がありませんが、習わしを大切にしたいということであれば、仏壇の引越しの日取りも、すべてのことに関して吉日とされている大安の日を選ぶのがよいでしょう。   運び出し・運び入れの順序 運び出すときには、あらかじめ閉眼法要を済ませた上で、仏具を取り外してから運び出します。取り外した仏具は丁寧にさえ扱えばほかの荷物と一緒に運んでも問題ありません。  また、仏具を取り外す前に写真を撮影しておくといいでしょう。  そうすれば仏具を元に戻すときに、配置が分からず困ることはありません。  新居に運び入れたら、設置予定の場所に仏壇本体を置きます。しっかり固定してから取り外した仏具を元に戻します。その後、僧侶に来てもらって開眼法要をするという順序です。  引越しの際には、仏壇がほかの荷物よりも後に旧居を出ます。そして、最初に新居に入れるのが正しい作法といわれています。そうすることで、ほかの荷物の出し入れをしている最中に仏壇をトラックの中に放置せずに済みます。  やってはいけないこと 仏壇をトラックで運搬する際に、横に倒して積むのは避けましょう。  縦の状態のまま倒れないように固定して運びます。本尊様や位牌、遺影などは業者のトラックで運ぶのではなく自分で運ぶのが望ましいです。  仏壇引越しの移動手段の種類 実際に仏壇の引越しをする際にどのようにして行えばいいのか、移動手順を見ていきましょう。  事前準備 仏壇の引越しをする前に閉眼法要を行います。  寺院の都合などもありますので、引越しが決まったらなるべく早めに、菩提寺に依頼しておきましょう。  実際に供養を行うのは引越しの1週間前から前日くらいまでの間が一般的なようです。  供養が済んだら、写真を撮影してから仏具を取り外して荷造りを行います。  自分で行う場合の手順 自分で仏壇を運び出す場合には仏壇と、新居での設置場所などのサイズを測っておく必要があります。  幅と高さと奥行きの3辺を測ります。  大型の仏壇の場合には、出入り口のサイズもあらかじめ測っておくと、当日慌てません。運び出しと運び入れが無理なくできることを確認してから移動させます。出入り口のほかに、廊下や階段なども無理なく通れるかどうか確認しておくとよいでしょう。  仏壇を運ぶときには滑り止め付きの軍手を使用して、2人以上で行いましょう。  新居で仏壇を設置したら、写真を見ながら仏具を取り付けます。  そして、僧侶から開眼法要をしてもらいましょう。  依頼する場合の依頼先 仏壇の引越しは販売店か仏壇専門の引越し業者に依頼するのがいいでしょう。  仏壇の扱いに慣れているので、安心して依頼できます。  一般の引越し業者に仏壇の引越しを依頼すると断られることもあります。また、断られなくても、一般の引越し業者は仏壇の扱いにはあまり慣れていないこともありますので注意が必要です。  注意点 仏壇を輸送するときには仏壇を横にしたりうつ伏せの状態にしたりするのは避けましょう。  縦のまま車に積めない場合には、仰向けにして乗せます。  また、仏壇が大きすぎる場合には、自分で運ぶのはやめておいた方が無難です。仏壇は高価なものが多く、もしも傷がついたり、壊れてしまっては大変です。さらに重量があるものも多いです。無理はせず、専門家に任せられるところは、任せた方がよいでしょう。  仏壇の引越しを依頼する場合の費用 仏壇の引越しをする際にどのくらいの費用がかかるのかおおよその目安を見ていきましょう。  自分で行う場合 自分で仏壇を運び出す場合には、大きな費用は特に掛かりません。ただし供養の際にお寺にお布施をお渡しします。お寺との関係もありますが、数万円程度と考えておきましょう。  そのほか、軍手や梱包材などが必要ですが数百円から数千円程度でしょう。  そのほか、移動手段にかかわるものです。距離が長ければガソリン代も考慮しておく必要もあります。  依頼する場合の費用 仏壇の引越しを業者に依頼する場合には、事前に見積もりを取ります。ホームページなどで「いくらから」とうたっているものもありますが、仏壇の大きさや移動距離によって異なります。サイト等で出されている金額には条件や制約もあるので、きちんと確認しましょう。  費用に影響する要素 自分で運ぶ場合も依頼して移動させる場合も、移動距離が費用に大きく影響します。  依頼する場合には仏壇の大きさや種類によっても金額が違って来るでしょう。  大きな仏壇は相応に料金が高いです。  扱いが難しい金仏壇も料金を高めに設定している業者が多いです。  引越し時期も費用に影響することがあります。  仏壇の引越し業者の選び方 仏壇の引越しが必要になった際には、まず仏壇を購入した仏壇仏具店に相談しましょう。古くからある仏壇で、どこで購入したかわからない場合には、近隣の仏壇仏具店や、菩提寺などに相談してみましょう。移動距離が長い場合には、仏壇専門の引越し業者に依頼します。  また家の引越しも行うのであれば、ほかの家財道具を依頼する引っ越し業者に、仏壇の引っ越しもできるかどうか、確認します。費用面を重視したいのであれば、一般の引越し業者で仏壇の引越しに対応しているところを選んだ方が全体的には抑えられるかもしれません。  いずれの場合も、きちんと見積りをとって、比較検討しましょう。

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近年、仏壇やお墓などをやむなく手放したり、処分したりする方々も増えています。お墓を守る人がいなくなったり、都会のマンションで従来のような大きな仏壇を置けなくなったりしてしまうというのが主な理由です。  何かの事情によって仏壇やお墓、位牌などを処分せざるをえなくなった時、必要な儀式が「魂抜き」です。ここでは、魂抜きの儀式の方法や、依頼先、必要な費用などについて説明します。  メモリアル仏壇 目次 魂抜きとはどのような儀式? 魂抜きを行う意味 魂抜きの対象と場面 位牌(処分、造り替えリフォーム) お墓(墓じまい、改葬リフォーム、移転引越し) 魂抜きの依頼先 魂抜きの主な準備と流れ 魂抜きの進め方(当日の儀式、お布施の渡し方) 魂抜きとはどのような儀式? ほとんどの仏教の宗派では、仏壇やお墓などに「魂を入れる」「魂を抜く」という考えを持っています。  私たちが普段仏壇やお墓にお参りをするのは、そこに魂が宿っていると考えているからではないでしょうか。もともと仏壇やお墓を購入した時など、お坊さんに魂入れをしてもらうことで、普通のものから、手を合わせる対象になるといわれています。  そのため、仏壇やお墓など、魂が宿っている状態のまま、動かしたり捨てたりするのはタブーとされています。  魂抜きとは、お坊さんにお経をあげていただき、仏壇やお墓に宿った魂を抜いくための供養です。  「魂抜き」の呼び方について 魂抜きは、一般的に「たましいぬき」と呼びますが、「たまぬき」「こんぬき」と呼ばれることもあります。さらに、魂抜きと同じ意味の言葉として、「閉眼供養」「お精根ぬき」「お精抜き」「抜魂」さらに「撥遣供養(はっけんくよう)」ということもあります。仏壇やお墓に宿った魂を抜くということを指します。  宗派による考え方や儀式の違い 仏教の宗派の一つである浄土真宗には「魂」という概念がありません。そのため、浄土真宗では「魂抜き」という言葉は使いません。  しかし、儀式が全く必要ないというわけではありません。浄土真宗の場合は魂入れ、魂抜きの代わりに「入仏法要」と「遷仏法要」とがあり、読経の儀式が行われます。  魂抜きを行う意味 魂は目に見えないものですし、仏壇やお墓に魂が入っているとは「信じられない」と思う方もいるでしょう。また、実家や親せきの家の片付けなどをする際、仏壇を片付ける人がそもそも仏教を信仰していないということもあるかもしれません。  このような場合でも、魂抜きの儀式は行うことをおすすめします。なぜなら、先祖代々の仏壇やお墓には、ご先祖が宿っていると考えるからです。仏式で供養されてきたご先祖への感謝の気持ちを表すためにも、魂抜きの儀式は大切な意味をもちます。   魂抜きの対象と場面 魂抜きが必要とされるものや、必要な時にはどのような種類があるのでしょうか。ここでは、仏壇、遺影、仏像、掛け軸、人形などについて、ご説明します。   仏壇の魂抜き 仏壇を廃棄しなければならないときや、移動、引越しなどの際、仏壇の魂抜きが必要かどうかは宗派によって異なります。  お寺の考え方によっては、仏壇のみの場合には、魂抜きや閉眼法要が不要な場合があります。仏壇の魂抜きについてわからないことや不安なことがある場合は、菩提寺に確認するとよいでしょう。  遺影の魂抜き 仏壇を処分する際に、問題になるのが、遺影の処分です。  仏壇などとともに処分する場合であれば、まとめてお寺に相談できます。しかし、壁に飾られていた遺影や、遺品整理の際に押し入れからご先祖の遺影が出てきたということもあるでしょう。  遺影は仏教の教えや本質とは関係のないものです。仏教が開かれた当時は写真というものはなく、故人の写真を仏壇に飾るという風習もありませんでした。しかし近年では家の中や仏壇に遺影を飾るのが一般的となり、日々手を合わせる供養の対象にもなりました。こうしたことから、遺影にも故人の魂が宿っていると考える方もいるようです。  仏像の魂抜き 仏像というのは作られる際に、作り手である掘り師によって魂が込められています。また、新しく仏像を購入した時にも魂入れを行ってもらうこともあります。さらに遺影と同じように、日々人々に供養の対象としてまつられるため、廃棄するときには魂抜きが必要とされています。  引越しや移動など、やむを得ず扱いが粗末になってしまうような時にも、仏像からは一度魂を抜いて、新しい場所に安置してからまた戻ってきてもらう魂入れの儀式を行うことが良いとされています。  博物館や美術館などで、「仏像展」などが開かれているときにも、移動の際には魂抜きが行われているそうです。  掛け軸の魂抜き 仏壇の中にかけられた掛け軸は、仏像と同じ意味を持っています。宗派によって仏壇の飾り方は異なりますが、掛け軸を本尊として祀ったり、また仏像の左右に掛け軸をかけたり、さまざまです。  掛け軸を処分、移動、引越しさせるときにも仏像と同じように魂抜きをします。  人形の魂抜き 仏壇に関わるものは、設置の際に魂入れをされ、また毎日供養されたり、拝まれたりすることで魂がこもると考えられています。  一方で、人が大切にしていたものにも、思いがこもるといわれています。人形などについては移動や引越しの際は粗末に扱わずに移動させ、やむをえず処分する際には魂抜きを行うことが望ましいとされています。  位牌(処分、造り替えリフォーム) 位牌の処分 位牌とは故人の戒名や法名、没年月日や享年などを記した木札です。  位牌を仏壇に安置する際には、魂入れのため開眼法要を行います。反対に何らかの理由で位牌を処分する際にも魂抜きをする必要があります。  位牌の作り替え 位牌には、大きく分けて2つあります。  ひとつは白木で作られたもので、仮位牌、内位牌、野位牌などと呼ばれることもあります。  これは、葬儀の時などに使われる簡易的な位牌で、表側には故人の戒名が記され、裏側に没年月日、享年が書かれます。四十九日法要まで据え置いた後に焚きあげられるのが一般的です。  もうひとつは、四十九日法要以降に用いる本位牌です。塗り位牌、唐木位牌、繰出位牌などがあります。仮位牌から本位牌へ、位牌の作り替えに際にも、白木位牌の魂抜きは行います。  お墓(墓じまい、改葬リフォーム、移転引越し) 墓じまい 近年、少子化の影響もあり、墓守をする人がいなくなってしまったため、墓じまいを行う人も増えています。承継者のいないお墓は最終的に無縁墓として撤去処分され、遺骨も無縁仏となってしまうため、墓じまいをする際には、きちんと遺骨を確認し、お墓自体にも魂抜きを行う必要があります。  お墓の改葬リフォーム、移転引越し お墓を改装したり、リフォーム、移転したりする際にも、工事や移動の間にお墓が粗末に扱われてしまうことがあるので、しっかりとお墓の魂抜きをしてから、改装後、移動後に魂入れを行う必要があります。  こころあ堂 魂抜きの依頼先 仏壇やお墓などの魂抜きを考える際、一般的に以下のような選択肢があります。  ・付き合いのある寺に相談する  ・仏壇仏具店に相談する  ・供養業者に相談する  ・遺品整理業者に相談する  魂抜きで最も一般的なのは、菩提寺に相談することです。特に墓じまいの相談は、お墓のあるお寺に相談するのがいいでしょう。  新しく仏壇を買い換える際には、仏壇仏具店が古い仏壇や仏具を引き取ってくれることもあります。この場合、引き取られた仏壇などは関係のあるお寺で供養してくれるのが一般的です。  また、仏壇仏具や人形の供養専門業者に相談するというのも一つの方法です。  さらに、家族や親せきが亡くなって家の片付けをする際や、家ごと処分するなどの場合には遺品整理業者に相談してみるのもいいでしょう。  魂抜きの主な準備と流れ 魂抜きを行う際には、お寺に依頼するのが一般的です。  事前に菩提寺やお付き合いのあるお坊さんに相談しておきましょう。お坊さんの指示に従って、魂抜きを行う場所や日取りを決め、必要な仏具やお供えを準備します。  必要な仏具お供え(花、ろうそく、線香、果物、お菓子など) 魂抜きをするにあたって、必要な仏具やお供えを揃えておく必要があります。  一般的には以下のものです。  ・おりん  ・木魚*  ・香炉(線香立て)  ・線香差し  ・ロウソク立て  ・花立(花瓶)  ・読机  ・座布団  ・マッチやライター  ・線香  ・ロウソク  ・生花(一対二束がセットで、花台に生けます)  ・お供え(個人が好きだったお菓子やお茶など)  *浄土真宗では木魚は使用しません。また、一般家庭の場合は木魚がないこと多いですが、その際は事前にお坊さんに相談しておきましょう。必要とするかはお坊さんの判断によります。  魂抜きをおこなう場所日取りの決定 一般的に葬儀を行う際には、友引などを避けるといった風習がありますが、魂抜きの場合そこまで神経質になる必要はないと言われています。  魂抜きをお願いするお坊さんや業者と相談して、日取りを決めましょう。  僧侶の手配、お布施お車料の準備 自宅にお坊さんに来てもらう場合は、お布施とお車料を支払うのが一般的です。  付き合いのあるお坊さんにお願いする場合、お布施は数万円程度が相場といわれています。お車料は距離によっても変わりますが、5,000円から1万円ほどが一般的です。  供養業社の場合、料金が明記してあるので、予算や内容に合わせて見積もりを出してもらいましょう。  魂抜きで渡すお札は新札を準備するのがマナーです。白封筒や、コンビニで売っているお布施と書かれた封筒を利用するのがいいでしょう。  魂抜き当日の服装 魂抜き当日の服装ですが、自宅での魂抜きであれば、平服でも問題はありません。派手な服や露出が多い服は避けましょう。また、墓じまいの場合は喪服・礼服を着る方が多いようです。  魂抜きの進め方(当日の儀式、お布施の渡し方) 当日の儀式 魂抜きの法要は、仏壇やお墓の前で読経していただき、魂の入った仏壇やお墓を普通の物に戻します。その後、位牌や遺影など、物によってはお焚き上げを行い供養します。  お布施の渡し方 お布施は、魂抜きが終わった後に、感謝の気持ちとともに渡しましょう。正式には切手盆と呼ばれる四角いお盆にかけ袱紗をしたり、お布施を袱紗に包んで渡します。  お布施袋を裸で渡すのはマナー違反とされています。魂入れ(開眼法要・お性根入れ)とは。魂入れとは、仏壇やお墓を購入した時に営む法要です。「開眼法要」「お性根入れ」ということもあります。単なるものだった仏壇など、魂入れを行うことで手を合わせる対象になります。このほか葬儀後、四十九日法要までに用意する本位牌や、仏壇に祀る本尊も購入した時も魂入れを行います。菩提寺に依頼するのが一般的です。  メモリアル仏壇 目次 魂入れとはどのような儀式か? 仏壇・位牌の役割と魂入れを行う意味 魂入れの対象と場面 魂入れの依頼先 魂入れの主な準備と流れ 魂入れの進め方(当日の儀式、お布施の渡し方) 魂入れとはどのような儀式か? 魂入れは本尊などに、魂を宿らせるための儀式のことです。魂を宿らせることで、普通のものだったものが、礼拝の対象になるのです。魂入れでは、菩提寺の僧侶から読経を行ってもらいます。仏像や位牌、仏壇だけでなく、お墓に対しても行う儀式です。  購入時のほかに納骨時にも行います。ただし、浄土真宗においては、本尊に魂を入れるという考え方をしません。そのため、魂入れは行わず、代わりに御移徙という儀式を行います。  魂入れの別の呼び方。開眼、性魂の意味は? 仏壇を購入したことのある人でも、魂入れという言葉を聞いたことのない人もいるかも知れません。本尊に魂を宿らせるための儀式は行っても、魂入れとは呼ばず、別の呼び方をしていることもあります。  「魂入れ」という呼び方以外では、「開眼供養」「開眼法要」「お性根入れ」という呼び方をすることが多いです。  「魂・お性根入れ」のように2つの呼び方を合わせて使う場合もあります。  「開眼供養」や「開眼法要」の「開眼」という呼び方は、仏像を作る際に最後に目を描き込むことから来ています。  「性根」というのはたしかな心やしっかりした心を意味する言葉で、故人の心を入れるという意味を込めています。  また地域によっては読み方が「お性根入れ」と同じ「おしょうねいれ」でも「お精根入れ」と書くこともあります。  このほか「御魂入れ」や「御霊入れ」と書いて「みたまいれ」と読むなど呼び方は非常にさまざまです。  仏壇仏具を購入した店からの説明 ほとんどの仏壇仏具店では仏壇の購入者に対して魂入れに関する説明をしてくれます。  そのため、魂入れが必要であることを知らなかった人でも、魂入れを行わないままになってしまうことはほとんどありません。  最近では仏壇を通販で購入するケースも増えており、特に狭いマンションなどに置けるコンパクトサイズの仏壇でその傾向が強いです。   このような場合、対面での販売と異なり、説明をする機会がありません。説明を記載した紙を同梱したり、通販サイトのどこかに文章で表記したりするなどの方法で対応しているケースが多いです。もし通販で購入する場合は、別途魂入れを行う必要があるケースもあるので、注意しましょう。  宗派による考え方や儀式の違い 魂入れの考え方は基本的に本尊や位牌、仏壇に魂を宿らせることですが、宗派によって考え方に少し違いが見られます。  宗派が違えば読経の念仏も異なり、儀式の進め方も違います。また地域やお寺によっても習わしが異なることもあります。そのため、魂入れの儀式は菩提寺、または家の宗派と同じお寺に依頼しましょう。  仏壇・位牌の役割と魂入れを行う意味 仏壇には位牌を置くのが一般的です。  仏壇に位牌があるのは当たり前のことだと思っている人は多いですが、何のために位牌があるのか理解している人はそう多くありません。では仏壇と位牌の役割をみていきましょう。   仏壇:家庭の中のお寺 仏壇は本来、家の中に置くための小さなお寺です。仏壇は本尊を祀るためにあります。  また、仏壇は故人を供養するための場としての役割も果たしています。  ほとんどの人にとって本尊を祀る場という認識よりも、故人やご先祖を供養する場という認識の方が強いかもしれません。  位牌:故人や先祖の霊がかかるためのもの(依代) ご先祖がこの世に帰って来たときに依代として宿るものが必要です。位牌は故人の霊がかかるものとして使われています。  ただ、仏壇に位牌を置くのはもともと仏教の風習ではありません。位牌そのものは儒教で使われていたもので、鎌倉時代に日本に伝わりました。一般に普及したのは江戸時代になってからです。葬儀では白木の位牌を飾り、四十九日までに漆塗りの位牌を用意します。  ものから、霊験ある存在(魂のこもった礼拝の対象)となる 位牌は魂入れの儀式を行うまでは単なるものです。魂入れの儀式を行うことで、礼拝の対象になります。魂入れの前後で見た目は変わらなくても、霊験の有無という観点で見ると大きな違いがあります。  魂入れの対象と場面 魂入れはどんなときに何に対して行うのか見ていきましょう。  基本的に仏壇などを新しく購入したしたときに行いますが、ほかにもさまざまな場面があります。  仏壇(新しく購入、位牌を納める、移動・引越し) こころあ堂 仏壇に対して魂入れを行わなければならないのは、新しく購入したときのほかに、位牌を納めるときや移動させるときです。位牌を納めるときというのは、親族が亡くなったときが多いです。  その場合、これまで納めていた位牌に加えて新たに位牌を作って納めることになります。  仮に、亡くなった親族を礼拝の対象にするために魂入れを行うとします。  その場合、引っ越しをするときには、一度ご先祖の魂を抜いて、引越先に安置してから再び魂を入れます。  そのため、魂抜きと魂入れの儀式をセットで行わなければなりません。移動させるときで、家の外に出すことがあれば引っ越しと同じ扱いです。  位牌(本位牌を作る、造り替え・リフォーム) 葬式のときに使用する白木の位牌は仮の位牌です。漆塗りの本位牌を作ったら、白木位牌から本位は位にご先祖の魂を移します。この際に魂入れの儀式が必要です。  通常は四十九日法要の際に行います。また、本位牌を造り替えたりリフォームしたりする際にも魂入れが必要です。  いったん、ご先祖の魂を抜いて、できあがってから戻すことになります。  墓(新しく建立、戒名の追加彫刻、改葬・リフォーム、移転・引越し) お墓も新しく建立したときには魂入れが必要です。戒名を追加彫刻する際にも魂入れを行います。  新たにお墓に入ることになった故人の戒名を入れるときです。  改葬・リフォーム、移転や引っ越しなどを行うときには、仏壇の場合と同様にいったん魂抜きをしてから行い、完成したら魂入れの儀式でご先祖の魂を戻します。  魂入れの依頼先 魂入れの儀式では僧侶に読経を行ってもらいます。読経は宗派によって異なるため、家の宗派と同じ宗派のお寺に依頼しましょう。通常は菩提寺に依頼します。  遠方の地域に住んでいるなどの理由で菩提寺に依頼するのが難しい場合には、菩提寺に相談してみましょう。  近くにある同じ宗派のお寺を紹介してもらい、そのお寺の僧侶に依頼することになります。  魂入れの主な準備と流れ 仏壇に魂入れを行うときには、どのような準備をしなければならないのでしょうか?見ていきましょう。  飾り・お供え(花、赤いろうそく、線香、赤飯、お餅、お膳、果物、お菓子など) お花を用意するときには、仏壇の魂入れで飾ることをお花屋さんに伝えれば、それに合ったお花を選んでくれます。線香も用意しておきましょう。お供えものは赤飯、お餅、お膳、果物、お菓子などです。  また、赤い和ろうそくを使うといった説もあるようですが、その理由としては赤いろうそくはおめでたい時に使用するからということです。地域性や宗派、さらにそれぞれのお寺によって習わしは異なります。菩提寺に確認しましょう。  魂入れの儀式に参列者の決定・連絡 親族が亡くなった場合には、位牌や仏壇を用意して四十九日法要のときに魂入れを行います。案内も四十九日法要の案内を送るだけで問題ありません。四十九日法要は、やや遠めの親戚や友人、知人なども参列するため参列者が多くなります。  仏壇の買い替えや新規購入、また引っ越しや移動、リフォームなどの際には、特に人を招くことはなく、家族だけで行うことも多いです。  魂入れを行う場所・日時の決定 魂入れの儀式は仏壇を設置する場所で行います。また、位牌の魂入れのみの場合は、お寺で行うこともあります。お寺や僧侶の都合を確認した上で、日時を決定しましょう。  午前中でも午後でも問題ありません。ただ、人によっては仏滅の日や先勝の日の午後、先負の日の午前は避けることもあるようです。  僧侶の手配・お布施・お車料の準備(相場、依頼先による違い、お布施袋・お金の入れ方) 菩提寺に依頼する場合のお布施の金額は数万円というのが相場です。  僧侶を派遣してくれるサービスを利用する場合には、定額で比較的安く済む場合もあります。  菩提寺の僧侶が自宅に来てくれる場合には、お車料も合わせて渡します。お車料はお寺からの距離にもよりますが5,000円くらいが相場でしょう。遠方の場合は1万円くらいです。  お布施を入れる袋は白い無地の封筒を使用するのが一般的です。  表書きは黒で「御布施」または「お布施」と書きます。自分の名前と住所、金額は裏側に書きますが、中袋がある場合には中袋の裏側に記載しましょう。  金額は旧字体を使用するのが一般的です。5万円なら「伍萬圓」、10万円なら「壱拾萬圓」と書きます。紙幣の入れ方は表書きの方にお札の肖像画があるように。また左右の向きは封筒の底の方がお札の左側になる向きとも言われます。さまざまな習わしがありますので、気になる場合には菩提寺に確認しましょう。  なお、入れるお札は新札を用意しましょう。銀行の窓口で新札古いお札を新札に替えてもらえます。  魂入れ当日の服装 魂入れ当日は礼服を着るのが一般的です。  仏壇を新調したときであれば慶事ということになるため、葬式や法事のときのように黒いネクタイを着けなくても問題ありません。  通常のスーツでも大丈夫です。  ただし、四十九日法要と併せて行うときには四十九日法要と同じ服装で参列しましょう。  魂入れの進め方(当日の儀式、お布施の渡し方) 当日は参列者の人や僧侶が来る前に仏壇の前にお供えものを用意しておきましょう。  参列者と僧侶が来たら、僧侶に読経を行ってもらいます。読経後は、参列者の人たちが1人ずつ焼香をするという流れです。

 

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【大阪府】対応地域:池田市 泉大津市 泉佐野市 和泉市 茨木市 大阪狭山市 大阪市旭区 大阪市阿倍野区 大阪市生野区 大阪市北区 大阪市此花区 大阪市城東区 大阪市住之江区 大阪市住吉区 大阪市大正区 大阪市中央区 大阪市鶴見区 大阪市天王寺区 大阪市浪速区 大阪市西区 大阪市西成区 大阪市西淀川区 大阪市東住吉区 大阪市東成区 大阪市東淀川区 大阪市平野区 大阪市福島区 大阪市港区 大阪市都島区 大阪市淀川区 貝塚市 柏原市 交野市 門真市 河南町(南河内郡)  河内長野市 岸和田市 熊取町(泉南郡)  堺市北区 堺市堺区 堺市中区 堺市西区 堺市東区 堺市南区  堺市美原区 四條畷市 島本町(三島郡)  吹田市 摂津市 泉南市 太子町(南河内郡)  大東市 高石市 高槻市 田尻町(泉南郡) 忠岡町(泉北郡) 千早赤阪村(南河内郡)  豊中市 豊能町(豊能郡) 富田林市 寝屋川市 能勢町(豊能郡)  羽曳野市 阪南市 東大阪市 枚方市 藤井寺市 松原市 岬町(泉南郡) 箕面市 守口市 八尾市。金仏壇の金箔に傷がついたり、剥げてしまうこともあります。  普段仏壇の掃除をするときには、金箔の部分には触らないようにして行いますが、うっかり触ってしまうこともあるでしょう。  金箔の部分はかなりデリケートなので、不用意に触れてしまうと剥げてしまう恐れもあります。漆が塗られている部分も触ったり擦ったりすると傷がつくこともあります。 【京都府】対応地域:綾部市 井手町(綴喜郡)  伊根町(与謝郡)  宇治市 宇治田原町(綴喜郡) 大山崎町(乙訓郡)  笠置町(相楽郡)  亀岡市 木津川市 京田辺市 京丹後市 京丹波町(船井郡)  京都市右京区 京都市上京区 京都市北区 京都市左京区 京都市下京区 京都市中京区 京都市西京区 京都市東山区  京都市伏見区 京都市南区 京都市山科区 久御山町(久世郡)  城陽市 精華町(相楽郡) 長岡京市 南丹市 福知山市 舞鶴市 南山城村(相楽郡) 宮津市 向日市 八幡市 与謝野町(与謝郡)  和束町(相楽郡)。年月の経過により、少しずつ色あせが生じます。  特に安価な唐木仏壇など、木目が自然の木目ではなく印刷して描いた木目であることが多いです。仏壇を修理する方法は修理の規模によって3種類に分かれています。

【兵庫県】対応地域:相生市 明石市 赤穂市 朝来市 芦屋市 尼崎市 淡路市 伊丹市 市川町(神崎郡) 猪名川町(川辺郡) 稲美町(加古郡) 小野市 加古川市 加西市 加東市 神河町(神崎郡)  上郡町(赤穂郡) 香美町(美方郡) 川西市 神戸市北区 神戸市須磨区 神戸市垂水区 神戸市中央区 神戸市長田区 神戸市灘区 神戸市西区 神戸市東灘区 神戸市兵庫区 篠山市 佐用町(佐用郡) 三田市 宍粟市 新温泉町(美方郡) 洲本市 太子町(揖保郡)  高砂市 多可町(多可郡) 宝塚市 たつの市 丹波市 豊岡市 西宮市 西脇市 播磨町(加古郡) 姫路市 福崎町(神崎郡) 三木市 南あわじ市 養父市。部分修理 仏壇修理の方法のうち、もっとも簡単な方法が部分修理です。その名の通り、壊れてしまった部分を直すことを指します。  例えば、歪みが生じて扉の開け閉めができなくなってしまったときに、歪みを解消して不便なく開け閉めできるように直すようなケースのことです。  修理をする上で洗浄が必要であれば簡単に洗浄も行いますが、そうでない場合には洗浄までは行いません。  あくまで特定部分の機能を回復させるのが部分修理です。 【奈良県】奈良市 大和高田市 大和郡山市 天理市 橿原市 桜井市 五條市 御所市 生駒市 香芝市 葛城市 宇陀市 山辺郡山添村 生駒郡平群町 生駒郡三郷町 生駒郡斑鳩町 生駒郡安堵町 磯城郡川西町 磯城郡三宅町 磯城郡田原本町 宇陀郡曽爾村 宇陀郡御杖村 高市郡高取町 高市郡明日香村 北葛城郡上牧町 北葛城郡王寺町 北葛城郡広陵町 北葛城郡河合町 吉野郡吉野町 吉野郡大淀町 吉野郡下市町 吉野郡黒滝村 吉野郡天川村 吉野郡野迫川村 吉野郡十津川村 吉野郡下北山村 吉野郡上北山村 吉野郡川上村 吉野郡東吉野村。部分修復 部分修理よりも、もう少ししっかりした修理方法が部分修復です。  修復というのは、元の状態に戻すという意味です。  壊れた部分を修復すると言った場合には、機能的に回復するだけでは足りません。同じ素材を使って外見も購入時と同じ状態にすることが修復です。  例えば、金仏壇で金箔が剥がれてしまったというときには部分修復に含まれます。  また、部分的に元の状態に戻すため、対象箇所が汚れていれば洗浄も行います。  部分的にくすみや色あせが気になるときに行うのも部分修復です。

【滋賀県】愛荘町(愛知郡) 近江八幡市 大津市 草津市 甲賀市 甲良町(犬上郡)湖南市 高島市 多賀町(犬上郡) 豊郷町(犬上郡) 長浜市 東近江市 彦根市 日野町(蒲生郡) 米原市 守山市 野洲市 栗東市 竜王町(蒲生郡)。お洗濯(完全修復) 仏壇のお洗濯というのは全体の状態をチェックして修復することです。  伝統的なお仏壇、特に金仏壇は補修して使うことを前提に、細部の部材まで取り外すことができます。破損した部材を修復・交換しながら、代々子孫に伝えられるよう、作られています。  それぞれ専門の職人が新品のお仏壇を作るのと同様の行程で行うため、お洗濯後は新品同様の輝きを取り戻します。  お洗濯を行うときには、仏壇をいったんパーツごとに分解します。分解することで細部に傷が付いている部分も見つけ出し、すべてのパーツを洗浄、修復する大がかりな作業です。  埃やすすを落とし、木地、彫刻、金具などの補修。部品交換、締めなおしなどを行います。長年使用していると金具が錆びてくることも多いですが、お洗濯では錆も落としてくれます。  金仏壇であれば、金箔の貼り直しや漆の塗り直し、蒔絵の描き直しも行います。  金箔や漆が剥げていた場合はもちろんのこと、経年によりくすんでしまっていたり色あせてしまっていたりした場合にも見違えるように綺麗になるのです。  ただし、仏壇の種類によってはお洗濯ができない場合もあります。また、お洗濯を行うにはかなり時間がかかることも留意しておきましょう。  金仏壇であれば2ヵ月から4ヵ月程度かかります。  なお、仏壇によってはそのつくりや素材などの関係で、修理ができるものとできないものもあります。詳しくは仏壇仏具店に確認しましょう。 【和歌山県】対応地域:有田川町(有田郡) 有田市 印南町(日高郡) 岩出市 海南市 かつらぎ町(伊都郡) 上富田町(西牟婁郡) 北山村(東牟婁郡) 紀の川市 紀美野町(海草郡) 串本町(東牟婁郡)  九度山町(伊都郡)  高野町(伊都郡) 古座川町(東牟婁郡)  御坊市  白浜町(西牟婁郡)  新宮市 すさみ町(西牟婁郡) 太地町(東牟婁郡) 田辺市 那智勝浦町(東牟婁郡) 橋本市 日高川町(日高郡) 日高町(日高郡) 広川町(有田郡) みなべ町(日高郡)  美浜町(日高郡) 湯浅町(有田郡)  由良町(日高郡) 和歌山市。仏壇修理を行う際に気になるのは費用でしょう。  仏壇修理は修理の種類や依頼する業者によっても差があります。相場の金額幅 仏壇修理の費用は仏壇の大きさによって差があります。主にマンション住まいの人が使っている小型の仏壇であれば10万円から20万円くらいが相場といわれています。  もう少し大きめのサイズであれば20万円から40万円くらいでしょう。大きめの仏壇であれば50万円以上かかります。  ただ、お洗濯までは行わず部分修理や部分修復だけ依頼するのであれば、もっと安く済みます。修理や修復をする箇所が少なければ数万円から10万円程度で済むことも多いようです。  いずれもケースによって異なりますので、まずは見積りをとって検討します。

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