金仏壇の洗浄とは?
金仏壇に使用されている金箔はとても薄く、少し擦っただけで剥がれてしまったりと、お手入れが極めて難しい素材です。そこで特殊な洗浄剤で洗浄をすることによって、金箔を傷めることなく汚れを落とし、元の美しい輝きを取り戻すことが可能になりました。
■ 金仏壇の洗浄費用
金箔表面の汚れや木部の表面の汚れを特殊な洗浄剤で洗い流すことによって、下地を傷めることなく表面の汚れのみを洗い流し、元の美しい輝きを取り戻すことが可能になりました。また、洗浄工法は費用面でも従来工法の1/3の価格で施工が可能です。
金仏壇の分解洗浄
【施工内容】
分解
扉や障子、欄間、各段、金具などそれぞれ部品ごとに分解していきます。見えない裏側にもたくさんのホコリやゴキブリの糞が多くあります。この作業により隅々まで綺麗にする事ができます。
洗浄
金箔や金粉を使用した仏壇である金仏壇は、年数が経過するとどうしても漆部分や金箔部分に汚れが付着します。しかし特殊な洗浄剤で汚れのみを洗い流し元の輝きをよみがえらせる事ができます。
漆磨き
漆は昔から使用されている非常に強い植物性塗料です。しかし年数の経過や汚れの付着でその輝きを失ってしまいます。しかし漆面は磨き直しをする事で元の漆黒の輝きを復元することができます。
金具の色戻し
取り外しをした金具は薬剤に浸け置きし錆や汚れを取り除き、金メッキ加工や金箔加工、塗装加工をすることによって色戻しをいたします。
仏具洗浄
お仏壇と一緒に仏具も洗浄いたします。仏具も真鍮仏具・宣徳仏具と様々な種類がありますので職人が材質別に綺麗にいたします。
障子(紗)の張り替え
障子の紗の部分も年数が経つと黒ずんできて、破れたりして、どんどん劣化が進みます。古い紗を剝がし、新しい紗を張り替えます。新しい紗に張り替えただけでお仏壇がぐっと明るくなります。
組み立て
分解して工程別に綺麗になった部品を組み合わせていきます。組み立ても経験が必要で、上手に組み立てないとせっかく修復した金箔などを剥がしかねません。最終チェックしながら組み立てていきます。
飾り付け
完成したお仏壇をお届けします。仏間に綺麗におさめ、仏具を飾り、配線もいたします。お客様に確認していただき完了となります。
オプション
■ 唐木仏壇の洗浄修復
唐木仏壇は保存状態がよければ非常に長持ちする素材です。表面の汚れを洗い流し本来の黒檀や紫檀の輝きを取り戻します。
■ 唐木仏壇の洗浄費用
唐木仏壇の分解洗浄 【施工内容】
分解
扉や障子などそれぞれおおまかに分解していきます。金仏壇と違い、唐木仏壇の多くは分解することを前提に作られていないので、金仏壇ほど細かくは分解できません。しかし、塗りなおし(金仏壇でいうお洗濯)の場合は、完全に細かく分解します。
洗浄
長年のすすや油煙によって汚れた部分を洗浄していきます。細かな彫り物の部分なども丹念に綺麗にしていきます。
艶出し
洗浄して汚れを洗い流した後に、木部に輝きを持たせるために艶を出していきます。細かなところは筆などを使用して綺麗に仕上げていきます。
障子(紗)の張り替え
障子の紗の部分も年数が経つと黒ずんできて、破れたりして、どんどん劣化が進みます。古い紗を剝がし、新しい紗を張り替えます。新しい紗に張り替えただけでお仏壇がぐっと明るくなります。
金具の洗浄
金仏壇に使用されている金箔はとても薄く、少し擦っただけで剥がれてしまったりと、お手入れが極めて難しい素材です。そこで特殊な洗浄剤で洗浄をすることによって、金箔を傷めることなく汚れを落とし、元の美しい輝きを取り戻すことが可能になりました。
組み立て
分解して工程別に綺麗になった扉などを取り付けていきます。組み立てた後に最終チェックしていきます。
飾り付け
完成したお仏壇をお届けします。仏間に綺麗におさめ、仏具を飾り、配線もいたします。お客様に確認していただき完了となります。
■ オプション
金紙の張り替え
唐木仏壇の背板の金の部分は、お仏壇専用の金の紙を使用しています。昔のお仏壇の中にはまれに金箔を貼ってあるタイプもございます。この金紙が汚れているといくら木部を洗浄しても、仏壇全体が暗くみえ、汚れた感じが残ってしまうのでこの金紙の交換はとても重要な作業です。しわができないように張っていく技術がとても難しく、相当の経験が必要になってきます。
先進技術
やすらぎ工房のお仏壇クリーニングは、金箔の表面の汚れを
金箔や下地を傷めず、安全性の高い特殊な洗浄剤で洗い流し、
部分的に痛みの激しい部分を状況に合わせて様々な修理方法
で綺麗にする工法です。
伝統工法
※ 金仏壇・唐木仏壇、共に洗浄させて頂きます。